昨今、WebメディアやSNSを眺めていると色々な副業情報を目にします。
特にWebライターや動画編集者、デザイナーを副業として勧める意見が多いのですが、これらを「副業のゴール」に設定すると副業収入はすぐ頭打ちになります。なぜなら、働き続けなければお金をいただけない労働形態だからです。
誤解を恐れずに言うなら、Webライターや動画編集者、デザイナーは“いくら頑張っても楽にならない働き方”です。
一方、コンテンツ販売を副業に組み込めば、一度制作したコンテンツが利益をもたらし続けます。事実、私の処女作である『書き方が9割「一瞬で虜にする無敵の文章術」』は、販売から7日間で830万円を売り上げたあとも、引き続きコツコツと利益を運んでくれています。
あなたが寝ているときも、あなたが本業に従事しているときも売上がもたらされる仕組みが欲しいなら、本記事を完読してコンテンツ販売を見据えた副業プランを設計してください。
Contents
副業としてコンテンツ販売を始める方法
コンテンツ販売は、自分の知識や経験をコンテンツ(デジタルデータ)として集約し、販売するビジネスです。コンテンツの種類は複数あり、以下のうちどれか、または複数を組み合わせて1つの価値ある商品として販売します。
・テキストコンテンツ
・音声コンテンツ
・動画コンテンツ
結論から言うと「副業ならテキストコンテンツの販売がベスト」なのですが、合う・合わないは人それぞれですから、各コンテンツの特徴を順番に紹介します。
テキストコンテンツ
あるテーマに沿って、あなたの知識や経験を1つの文書にまとめ上げたものがテキストコンテンツです。 私はパッションを前面に出して身振り手振りで人へ情報を伝えるより、文章で論理的に相手へ説明する方が得意だったため、まずはテキストコンテンツの制作に挑戦したのですが、これは正解でした。
というのも、音声コンテンツを作ろうと思えば「声」や「話し方」が重要になりますし、動画コンテンツなら声はもちろん「容姿」や「表情」が重要となります。少なからず先天的な素質も成果の大小に関係してくるため、声や容姿にとびきり自信がある場合を除けば、テキストコンテンツが最も安定して結果を出しやすいのです。
以下のコンテンツ販売ページをご覧いただければ、「テキストコンテンツとはどんな商品なのか」の大枠をご理解いただけるはずです。
✓書き方が9割「一瞬で虜にする無敵の文章術」
✓営業の極意 -セールスコンサルティングバイブル-
なお、当ブログではテキストコンテンツの販売に焦点を当てて、コンテンツ設計から集客まで網羅的に解説した無料メルマガを公開しています。すでに「音声や動画コンテンツの販売は私に不向きそうだ」と感じている方は、ぜひこちらのメルマガをご活用ください。
音声コンテンツ
音声コンテンツとは、要するにテキストコンテンツの内容を音声に置き換えたものです。
耳から情報収集ができるため、スキマ時間を有効活用したい層には支持されますが、日本ではAudibleやaudiobook.jpなど耳で聞くタイプの大手サービスが普及していないのが現状です。
テキスト形式と音声形式の純粋な比較にはなり得ませんが、Amazonが提供する電子書籍サービス『Kindle』とオーディオブックサービス『Audible』の人気度(2021年時点)を比べると、以下のような差が見て取れます。
KindleとAudibleはどちらもスマホで手軽に書籍をインプットできるサービスですが、テキスト主体で書籍を読めるKindleと、音声で書籍を聴けるAudibleの間にここまで差があるのはどうしてでしょうか。
あくまで仮説ではありますが、あえてお金を負担して耳からインプットする文化が、まだ日本に根付いていないからだと考えられます。
「ラジオ感覚で聞いてもらいたい」と考えるコンテンツ販売者もいますが、正直「ラジオ感覚で情報をインプットするならYouTubeで十分じゃないか」とも思います。音声コンテンツが悪いというより、YouTubeのコンテンツが充実しすぎているため分が悪いのです。
動画コンテンツ
動画化が必須なコンテンツ内容であったり、消費者に「YouTubeでは手に入らないクオリティだ」と思わせる自信があったりするなら、動画コンテンツも検討候補の1つに挙がります。
動画化が必須と判断されるコンテンツの一例としては、以下が挙げられます。
・英会話講座
・デザイン講座
・セルフDIY講座
・ファッション講座
要するに「目で見なければ学習効率が悪くなる」という特性の情報を扱うなら、テキストコンテンツよりも動画コンテンツの方が購入者に満足してもらえます。
YouTubeで公開されている無料情報に負けないクオリティを目指すことは必須ですが、購入者の「ここが知りたかった!」を完璧に満たすコンテンツが完成すれば、宣伝次第で大きな売上が期待できるでしょう。
ただし動画制作は必要機材が多く、動画編集スキルも必要となるためハードルは高めです。文章を書き上げれば即リリースできるテキストコンテンツに比べ、かけたコストに対して収益額が少ない場合も珍しくないため、その点に覚悟して制作に臨んでください。
あらためて「私にはテキストコンテンツの方が合っていそうだ」と感じた場合には、まず無料メルマガでコンテンツ販売の基礎を学んでいただくのがおすすめです。
コンテンツ販売が副業に最適な2つの理由
どんな副業からスタートした人であっても、最終的にはコンテンツ販売を実践すべきだと考えています。というのも、コンテンツ販売は大切な人との時間を確保して稼ぎつつ、ビジネス4原則をクリアして運営できる数少ないビジネスの1つだからです。
大切な人との時間を確保して稼げる
恐縮ながら、コンテンツ販売以外での私の労働単価は高めです。たった1,000文字を書いて、数万円の原稿料をいただくことも珍しくありません。
コンテンツ販売に頼らなくても、それなりに豊かな生活を送れるだけの副業収入は稼げます。にもかかわらず、時給数万円の副業を差し置いてコンテンツ販売に注力するのは、家族やパートナー、親友などかけがえのない存在との時間を確保したいからです。
いいですか。
時給換算すると割高、かつ働くほど収入に繋がる副業を見つけたとき、頑張り屋ほど「今が稼ぎ時だ」と思って無我夢中で働こうとします。結果、家族や恋人との触れ合いをおろそかにしたり、親友の誘いを断り続けたりしてまで副業に力を注いでしまうのです。
その頑張りが“一時的”なら問題ありません。むしろ、口だけ達者で行動が伴わない人よりも立派でしょう。
しかし、周囲との関係を絶って副業一筋で努力を続けると、気付かないうちに大切な人との繋がりが切れてしまいます。だからこそ、私は徐々にコンテンツ販売の比率を高めて、大切な人との時間を確保しながら“自分の働きに依存しない収入源”を構築してきました。
これが、コンテンツ販売が副業に最適な理由の1つです。
ビジネス4原則を満たしやすい
コンテンツ販売は有形の商品を扱ったり、人件費を負担してスタッフを用意したりする必要がないため、在庫が要らず赤字になることもありません。以下の4項目は、元ライブドア社長として知られる堀江貴文氏が提唱した“ビジネス4原則”と呼ばれるルールです。
・初期投資が少額
・在庫を持たない
・利益率が高い
・継続収入が見込める
上記の4原則を満たしたビジネスは「低リスクで上手く軌道に乗せやすい」とされており、コンテンツ販売はほぼ確実にこの4つを満たせるのです。
実際、私が取り組んでいるコンテンツ販売は、全て下記の状態に該当しています。
・初期投資=コンテンツを作る時間のみ
・在庫管理=不要・利益率=ほぼ100%
・継続性=ブログ
・SNSから新規顧客が継続流入
厳密には「画像制作の委託費」や「ブログサーバーの契約費」などの費用がかかっていますが、これらのコストは売上全体の1割未満です。私は他にもいくつかの副業を実践していますが、ここまで“一度整備すれば楽に回る副業”は他にないとお伝えしておきます。
コンテンツ販売を副業にする際の注意点
実は、すでにコンテンツ販売は人気の副業となりつつあります。
体感している方も多いとは思いますが、ここ数年でnoteやBrainといった情報販売プラットフォームを利用して「〇〇のノウハウを伝授」といった主旨の無形商材を販売する人が増えました。
コンテンツ販売自体は昔からあるビジネスなのですが、その規模がより広くなったイメージです。
そして、市場拡大に伴いグレーな手法を取る人々が目立ち始めました。そういったグレーな人たちに触発されて、以下のようなコンテンツ販売を始めることだけは避けてください。
・誇張表現を多用して過剰に煽る
・他人のコンテンツを焼き増しする
・DMで「買ってください」と営業する
・購入者から届く要望・疑問を無視する
上記の言動を取るコンテンツ販売者は裏で不評が共有され、最後に爆発してSNSで炎上します。結果を出すために泥臭く行動することは大切ですが、故意に他人へ迷惑をかけてまでコンテンツ販売をすべきではありません。
最後に|実践すれば稼げてしまう無料メルマガ
記事前半でも紹介したように、私が執筆した「テキストコンテンツの開発~販売」までの手順をまとめた無料のメルマガを用意しています。
あえて声や容姿で勝負したい方は、ぜひ音声や動画でのコンテンツ作りを頑張ってください。それ以外、つまり私と同じく凡人の自覚がある方は、こちらのメルマガで解説しているコンテンツ販売の副業に挑戦してみてください。