「あなたの文章は読まれない」
この事実を知らずに文章を書き続けると、心がポキっと折れてしまいます。
私自身、文章を書き続けているにも関わらず、”誰からも反応を得られず”に、空回りしていました。次第に、文章を書くのが虚しくなってしまい、指が止まってしまいました。
ですが、本ブログでご紹介する「3つのNOT」を知ってからは、見違えるように文章を書くことが楽しくなりました。
なぜなら文章を書くコツを知ることで、
- 月間累計10万PVを超えるブログ
- 1,000万インプレッションのSNS
- 大手出版会社からの出版依頼
という実績を手に入れることができたからです。
そのコツを”わずか5分”でわかりやすくご紹介いたします。
Contents
「3つのNOT」を超える”売れる文章”の書き方
少し勉強している方であれば、「3つのNOT」を耳にしたことがあるかもしれません。ただ、もし知らないのであれば、絶対に知っておく必要があります。
- 読まない(Not Read)
- 信じない(Not Believe)
- 行動しない(Not Act)
このような特性が人間には備わっています。この3つの「NOT(〜ない)」を打破することが、文章を書くうえで非常に重要です。
つまり、
- 読んでもらう
- 信じてもらう
- 行動してもらう
これらの3つの壁を乗り越える文章の書き方をマスターすると、”売れる文章”を書くことができます。
それでは、詳しく見ていきましょう。
そもそも、「3つのNOT」とはなに?
「3つのNOT」とは、マックスウェル・サックハイムという著名なマーケターが提唱した「広告における人間心理の三原則」の通称です。
基本的には、
- お客様は広告を読まないし
- 広告の内容を信じないし
- 広告を読んでも行動しない
という人間心理をわかりやすく伝えるために「3つのNOT」と呼ばれるようになりました。
少し考えると分かりますが、「毎日目にする広告を読んでいますか?」と質問されると、ほとんどの方が「読んでいない」と答えるはずです。
というのも、人間は自分に興味関心があるもの”以外”は読みません。反対に、”興味関心を湧かせる文章”を書くことができたら、3つのNOTの壁を超えることができます。
つまり、あなたが書いた文章がサクッと読まれるということです。
Not Read(読まない壁)を超えるコツ
読まない壁を超えるコツは、キャッチコピーでターゲットの心を掴むことです。もし心を掴めなければ、その先の文章は読んでもらえません。
そのキャッチコピーの極意をまとめた記事を貼っておきますので、参考にしてみてください。
ちなみに、キャッチコピーと合わせて使用する写真や画像も重要です。
このブログは、”あえて女性の水着”をトップ画像に配置しています。なぜなら、このブログのターゲットは男性であり、男性は女性に反応するからです。
つまり、読まない壁を超えるには
- ターゲットを惹きつけられるか
- 続きを読む意欲を訴求できるか
- 読み手に刺さる文章を書けるか
にかかっていると言っても過言ではありません。
ちなみに、ターゲットによって使う言葉や訴求方法がまるで違います。もし男性と女性の訴求の違いを知らないのであれば、確実に押さえておく必要があります。
こちらに詳しい概要を貼っておきます。
続きの文章を読んでもらう工夫
文章を読んでもらうには、”踏んではいけないポイント”があります。
それは、
- 自分に関係ない話題
- なんか胡散臭い
- 長文で読む気にならない
これらを踏んでしまうと、「読んでもらえない」という悲しい現実が待っています。悲しい現実を避けるために、下記のルールを必ず守ってください。
- 読み手をリサーチする
- 問題を炙り出す
- 問題を提起する
- ベネフィットを提案する
- 強いオファーを訴求する
この順番で文章を書くことで、踏んではいけないポイントを回避できます。※より専門的で具体的な説明は、ブログの有料コンテンツにてご紹介しています。
ちなみに、上記の「ベネフィットを提案する」ですが、ベネフィットとメリットの違いがわからない方もいると思いますので、140文字で簡潔にご説明いたします。
Not Believe(信じない壁)を超えるコツ
1つ目のNOT(読まない壁)を突破できたとしても、最終目標である「行動してもらう」まではもう2ステップあります。読み手の心境は、「文章は読んだけど、このキャッチコピーに書いてあることって本当?」という不安を抱えた状態です。信じない壁が立ちはだかっています。
その不安や疑心の要素を取り除くために、3つのポイントを押さえる必要があります。
- 語尾を言い切る
- 読み手に共感する
- エビデンスを見せる
語尾を言い切る
「この商品は効果があると思います」と言うより、「この商品は効果があります」と伝えたほうが説得力があります。自信がないように見える文章は、人の心を動かすことはできません。
読み手に共感する
「この商品は万能です」と言われても、万能な商品は存在しないですよね?
これが、共感を得るための文章です。万能な商品はこの世に存在しません。このように共感を得たうえで、メリットとデメリットをきちんと伝えることが大切です。
エビデンスを見せる
自信や共感だけでは、読み手を安心させることはできません。
- 信頼できるデータ
- お客様の声を公開
- 推薦の声を共有する
このように、客観的な説得材料を添えることが大切です。
Not Act(行動しない壁)を超えるコツ
最終目標である、行動しない壁を超えるコツは「背中を押してあげること」です。
多くの人は”理由がないと”行動しません。
少し振り返っていただきたいのですが、小学校のときに夏休みの宿題があったはずです。最終日にまとめて提出する人もいたと思います。私自身、最終日に適当に済ませるタイプでした。
ただ、母親から「夏休み最初の1週間で宿題を仕上げることができたら、ゲーム買ってあげる」と言われ、3日で仕上げました。
これらは、あくまでも例え話ですが、人は”今”やるべき理由を与えられないと動かない生き物です。
この理由を与える行為を大人に訴求する場合、どうなるのか。
- 30分間だけ限定価格
- 10万円還元キャンペーン
- 今なら1セットプレゼント
このように、読み手に”今動くと得しますよ”という理由を与えることです。読み手に合った特典をプレゼントすると、商品を「売る」ことができます。ちなみに私の中で最も成功した特典の打ち出し方をご紹介します。
ただ単に特典をアピールするのではなく、”どのように文章を書けば効率よく反応が得られるか”を考えると、予想以上の効果が期待できます。
最後に|言語化することでモヤモヤが消える
人が持つ「3つのNOT」を超えることで、人の心は動きます。
多くの人は、読まれる前提で文章を書き始めてしまいます。「読まれない前提」で文章を書くことが大切なのです。
この3つのNOTを理解できるまで、何度も読んで、何度も繰り返し練習することをおすすめします。
結果、読まれる文章に生まれ変わります。文章を書くなかで、抱えていた心のモヤモヤが消えていくことでしょう。
ブログを書くあなたへ
もしあなたが個人ブログや会社のブログを書いているのなら、下記の記事を参考にして文章を書いてみてほしいです。Webマーケティングの王道である「ブログ集客」を成功へ導く7つのコツをご紹介しています。費やす時間と手間を無駄にしないために、必ずすべてのコツを押さえてください。
追伸
特別に「刺さる文章の書き方」を1つの記事にまとめてみました。それがこちらの記事「【1秒で刺さる書き方】あなたの文章が劇的に生まれ変わる」です。この記事は、私が文章に感動を覚えた原点になります。