ここ数年でブログ収益化の“正攻法”が変わったことをご存知でしょうか?
SNSではよく「今から初心者がブログ収益化を目指すのは難しい」といった意見を見かけます。たしかに2世代、3世代前の知識をもとにブログ収益化を目指している人には、かなり稼ぎにくい環境になっていると感じます。
しかし、SNS上のポジティブな意見に目を向けてみると「まだまだブログは稼げる」といった声は無数に見つかります。この差は何なのでしょうか。
その差をスパッと言い当てられない方は、ぜひ本記事を読んでブログ収益化の知識をアップデートしてください。
Contents
ブログ収益化が難しいと勘違いする人の特徴
現役ブログ運営者から退いた人が、昔の経験をもとに化石になったノウハウを発信していますが、今からブログを収益化させるなら「現在進行形で実績を出している人」のやり方に注目してください。
ここ1年、2年の間にブログ運営をスタートし、ガッツリ収益化している人は以下を“やっていない”ケースがほとんどです。
- ブログだけで稼ごうとする
- アドセンスで稼ごうとする
- 不正クリックで稼ごうとする
1番目と2番目に関しては、ひと昔前まで通用していました。しかし、少なくとも2022年においては再現性のある稼ぎ方だと言えません。
3番目の「不正クリックで稼ごうとする」に関しては、今も昔も“初心者がやりがちなNG行為”であるため、今からブログ収益化に挑戦する場合は注意してください。
ブログだけで稼ごうとする
「ブログ記事のみを書いて集客し、広告や商品販売でマネタイズする」 個人のブログ運営者でも、上記の手法でサラリーマンの給与以上に稼げる時代がありました。
しかし2022年現在、今からブログ運営を始める人がブログ単体で稼ぐことは困難です。
理由は大きく2つ挙げられます。
- 高品質なコンテンツを作れる競合が増えた
- Googleアップデートの頻度が増えている
まず、企業が自社メディアを持つことが一般的になり、大金を投じて高品質なコンテンツを量産するようになったため、個人のブログ運営者が「更新頻度」や「記事の品質」で企業メディアを上回ることが難しい状況となっています。
普段からネット検索を多用している方は、ここ最近“いかにも個人運営っぽいブログ”が減ったことを体感しているはずです。これにはGoogleコアアップデートと呼ばれる、「どの記事を検索1ページ目に表示させるか」の基準となるアルゴリズムの改良が関係しています。
専門的な話題となるため本記事では詳しく触れませんが、Googleコアアップデートは年々頻度が高まっており、アルゴリズムが更新されるたびに個人ブログへ不利な方向へ働いているとも言われます。
だからこそ、個人ブログはTwitterやInstagramなどを活用した“検索流入以外の集客”の実践がマストとなりました。
以上の理由から、ブログだけで稼ごうとする姿勢は収益化を遠のかせます。
アドセンスで稼ごうとする
ブログを収益化する手段の1つに「Googleアドセンス」があります。
ブログを読んでいるときや画面の切り替わりを待つとき、右上にバツ印が付いた広告が出てきたことはありませんか?その広告こそGoogleアドセンスと呼ばれるもので、読者が広告をクリックするとブログ運営者に数十円~数百円の報酬が入る仕組みとなっています。
Googleアドセンスは、簡単な設定でブログの各ページに広告を自動配信できるため、収益化手段としては他の方法より手軽です。しかし、Googleアドセンスは一般的に以下のような欠点を抱えています。
- アクセス数最優先のブログ運営になる
- 記事内容に無関係な広告が配信される
- 広告を鬱陶しく感じた読者が離脱する
Googleアドセンスで収益を稼ぐ場合、いかに多くの読者を集めて広告をクリックしてもらうかが重要になります。
その特性上、アクセスが集まりにくいニッチ分野の記事を避けて、よりPV(ページビュー)を効率良く集めたり、広告単価が高いジャンルを狙ったりする思考にシフトしがちです。
しかし、アクセスを集めやすく広告単価も高いジャンルは、すでに企業メディアがしのぎを削るレッドオーシャンとなっており、個人ブログに参入の余地がないケースがほとんどです。
以上の理由から、個人ブログは企業メディアが少ないニッチ分野を狙うべきなのですが、ニッチ分野はアクセス数を稼ぐことが難しいため、個人ブログとGoogleアドセンスの相性は好ましくありません。
不正クリックで稼ごうとする
近年では見かけることも稀になりましたが、広告の不正クリックで稼ごうとするケースは最悪です。例えば、Googleアドセンスを利用して自分のブログに広告を配信し、その広告を自らクリックする行為は不正です。
そのほか、SNS上で「お互いに広告をクリックしましょう」と呼びかける行為も、オフラインで友人にクリックをお願いする行為もNGです。Googleが“無効なクリック”と判断して収益を取り消しますし、最悪のケースではGoogleアドセンスのアカウントが停止処分となります。
以下はGoogle広告ヘルプから確認できる、無効な操作と判断されるクリックの一例です。
・広告主様の費用や、広告を掲載するサイト運営者の収益を意図的に増やすために手動で行われるクリック
・自動クリック ツールやロボットなどの不正なソフトウェアによるクリック
・ダブルクリック時の2番目のクリックなど、広告主様にとって価値のない余分なクリック
引用:Google広告ヘルプ「無効なクリック:定義」
わずかながら、今でも目先の収益欲しさに不正クリックを行う人がいると小耳に挟んだので、注意喚起を兼ねて取り上げました。
今後も収益化できるブログの作り方
今後、個人がブログを活用して収益化を目指すなら、SNSとブログを連携させて発信活動を行うべきだと考えています。さらに、収益をGoogleアドセンスに頼るのではなく、自分のコンテンツを販売して売上を立てることを推奨します。
アフィリエイト案件を扱っても良いのですが、アフィリエイト案件は広告主の事情で急に取扱停止になるケースもありますし、報酬面の条件が改悪される懸念もあるからです。
ただ「自分のコンテンツを販売して売上を立てる」にピンと来ない方も大勢いるはずですから、私を例にしてブログ収益化までの具体的な手順を紹介します。
- 自分が得意な“売れる文章術”を発信軸に設定
- 売れる文章術のみ発信するブログ・SNSを開設
- 売れる文章術に興味があるファンが増えていく
- 「アベから学びたい」と感じたファンへ教材を販売
私は上記の4ステップでブログを収益化しています。
教材を販売しているブログ運営者が、粗悪な教材を“売り逃げ”してプチ炎上している事例もありますが、クオリティに一切妥協をせず価格以上の価値提供を設計していれば、この仕組みは延々と回ります。
教材の購入者が良い口コミをSNSへ投稿し、それが宣伝となって新たに私を認知してくれる層が広がり、結果的にブログ読者が増えるからです。
「売れば売るほど感謝されて、より濃いファンが増えていく」という素敵なブログ収益化の手法ですので、ブログ収益化を難しいとする説を聞いて落ち込んでいた方は、ぜひ取り入れてみてください。
最後に|無料メルマガでブログ×SNS収益化を徹底指導
「もう少し具体的に知りたい」という方のために、私が持っている最新知識をぶち込んだ無料メルマガを用意しています。約2週間かけてブログとSNSを併用した収益化方法をお教えしているので、まずはこちらの案内ページをご一読ください。