本記事は、マーケティング目線で、「お金をかけずにWEB集客を行うコツ」をご紹介いたします。
ウェブサイトで集客するためには、SEOを意識してコンテンツ制作(記事)をする必要があります。ただ、コンテンツ制作する前に、下記の3点は押さえておきましょう。
- コンテンツSEOとは何か
- コンテンツSEOのメリットとは
- SEOライティングで重要な要素
これらを押さえたうえで、コンテンツを制作してみてください。結果として、広告運用に依存せずに”WEB集客ができる”でしょう。
追伸
「これならド素人でも真似できる」という内容にまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。
Contents
コンテンツSEOとは何か

コンテンツSEOは、ターゲットとするユーザーが「何を思いながら検索をしているのか」を考えながら、検索エンジン経由での集客を増やすことを目的とするSEOの手法です。
例えば、Google検索で「渋谷 ネイルサロン 安い」と調べる人は、”何を思い浮かべながら”検索しているでしょうか。おそらく、金額の安いネイルサロンを渋谷で探しているはずです。
このように、インターネットユーザーは何らかの意図(悩み)を持ったうえで、Googleなどの検索エンジンを使っています。そのターゲットユーザーの検索意図を理解して、ユーザーが興味を持つコンテンツを作ることができれば、集客を増やすことが可能です。
先ほどの「渋谷 ネイルサロン 安い」と調べるユーザーに対して、「渋谷で安いネイルサロンなら、隠れ家〇〇」のようなコンテンツを制作します。すると、興味を持ったユーザーはそのウェブページをクリックし、集客に繋がるかもしれません。
WEB集客するための流れ
これまでの話を簡単にまとめますと、
検索キーワードからユーザーの検索意図を知る→検索意図を汲み取ったコンテンツを作る→WEB集客に繋がる可能性アリ
です。より一層WEB集客に繋げるには、検索意図のほかにキーワードや共起語などの分析を行い、コンテンツを作り込む必要があります。また、コンテンツを制作したあとも、ツールを使ってコンテンツの効果測定をし、軌道修正を加えることが重要です。
ツールや軌道修正のコツは、下記の記事にまとめていますので、参考までに。
…上記の記事で紹介した「7つのコツ」は、目からウロコだと思います。マーケティング視点で執筆している記事なので、高い確率で集客に繋がるでしょう。
コンテンツSEOを行う目的
コンテンツSEOを行う目的は、会社、ショップなど、ビジネスによって変わってきます。最も多いのは集客増、閲覧数増、売上などのコンバージョンにつなげることですが、コンテンツSEOによりPRを行っているビジネスもちろんあります。
コンテンツSEOのメリット

コンテンツSEOがこれだけ幅広く行われるようになったのは、ビジネスにとってメリットがあるからにほかなりません。コンテンツSEOにはどんなメリットがあるのでしょうか?
コンテンツが長期的な資産になる
コンテンツは、オウンドメディアにユーザーを誘導してくれる長期的にも有効な資産になります。
Googleなどの広告プラットフォームを使った集客では、広告を出している期間は集客できますが、掲載をやめればそれまでです。広告は掲載料を払わなければなりませんが、オウンドメディアに掲載する記事を自前で作成すればお金はかかりません。
潜在顧客の発掘につながる
コンテンツSEOを行うことで、まだ自社商品やサービスのことを知らない潜在顧客を発掘し、オウンドメディアへと誘導することが可能です。
SNSでの拡散が期待できる
コンテンツSEOでは、ターゲットユーザーにとって有益な情報を提供します。有益な情報は、SNSでシェアされやすいです。質の高い有益な情報を提供し続けることで、SNS上での存在感も増すでしょう。
余談ですが、自分自身が運用しているツイッターにて、下記の記事を共有したところ、24時間で176名の方がブログをクリックしてくれました。拡散力のあるツイッターとコンテンツの相性は良いです。
ブランディング効果
継続的にコンテンツSEOを行い、検索結果の上位に表示されるようになれば、それはGoogleが重要視している「信頼」などの要素が認められた証しでもあります。
検索結果への上位表示のためには努力を続けなければなりませんが、上位表示が実現できれば、それだけでもブランディング面で大きな効果があります。
私の場合は、コンテンツSEOでブランディングできたことを、SNSで発信してきました。結果として、SNSの総フォロワー数が7万人を超えました。そのキッカケになった記事を共有しておきます。
コンテンツSEOとコンテンツマーケティング

コンテンツSEOとコンテンツマーケティング。これらはよく混同されますが、もちろん違いはあります。いや、違うというよりは、コンテンツSEOは、コンテンツマーケティングの一部です。
コンテンツSEOについては説明したので、コンテンツマーケティングを簡単に説明いたします。
コンテンツマーケティングでは、ターゲットユーザーに対して、顧客が現在いるステージに合わせて、ベストなタイミングを見極めながらコンテンツを提供していくマーケティング手法です。
たとえば、商品のことを聞いて興味を持った人と、もうすでに購入を意識している人では、別のコンテンツを提供します。この中でももちろん、ターゲットユーザーが検索で使いそうなキーワードを、ステージに合わせて選びます。そして、コンテンツマーケティングでは、オウンドメディアだけを使ってマーケティングを行うわけではありません。SNSやメルマガ、紙媒体なども使ってマーケティングを行います。
ここでお気づきの人もいらっしゃるかもしれません。コンテンツマーケティングはあくまで「マーケティング」であり、コンテンツSEOは「SEO」なのです。
コンテンツSEOは、SEOなのでオウンドメディアへの集客が目的となります。集客のルートを選ばないコンテンツマーケティングの一部として、SEOがあります。
SEOライティングとは?

それでは、冒頭でお話しした「SEOライティング」とはどんなものなのでしょうか?
SEOライティングは、コンテンツSEOを行ううえで重要になる、主にGoogleのアルゴリズムを考慮して記事を作成する「ライティング」の手法です(先ほど共有した記事にて、ライティング手法は共有しています)。
コンテンツSEOでは、ターゲットユーザーの検索意図を的確に理解しなければなりませんが、記事を書く段階では、Googleが検索結果を表示する際に重視している事柄についてもしっかり理解しなければなりません。15年、20年前のSEOとは異なり、現在のSEOにずるいテクニックは通用しません。
コンテンツが正当に評価されるためには、SEOライティングの知識が欠かせなくなったのです。
コンテンツSEO・ライティングで重要な要素

コンテンツSEOを継続して行う際、重要になるのがSEOライティングだというお話をしました。ここからは、そのSEOライティングを行う際に重要な要素について説明します。
記事タイトル
記事タイトルは、Googleが検索結果を表示する際に重要視している要素です。
Googleはページタイトルからそのコンテンツまで理解していると考えられるため、記事タイトルとページの内容がまったく異なると、低く評価される可能性があります。Googleを欺く意図はなかったとしても、ユーザーを欺くことになるため、ページタイトルは、ページ内容が反映されたものにしなければなりません。
そのほかに、
- KWをタイトルのなるべく前に挿入
- 30~35文字程度でタイトルを作る
が重要だとされています。ただ、タイトルの文章が読みづらくなるのであれば、キーワードの挿入部分は気にしないほうがいいです。もう少し詳しく記事タイトルの書き方を知りたい方は、下記の記事を参考にしてみてください。
私は、「集客できる記事タイトルの書き方」をマスターしたおかげで、月間6.3万PV(閲覧数)を突破するブログを作ることができました。
読み手を惹き込む記事タイトルの鍵は、ベネフィットライティングです。
見出し
それぞれのページのコンテンツには、わかりやすい見出しをつけます。この見出しは、ユーザーの利便性はもちろん、Googleを意識したものでもあります。
見出しには「hタグ」を使います。h1からh6までありますが、通常、使用するのはh4程度までです。見出しを設定するときに重要なのが、正しく入れ子構造にすること。h2のすぐ下にh4が来ることはありません。h2の下部にはh3、その下部にはh4という具合に正しく設定しましょう。
見出しにはキーワードを含め、見出しだけでもコンテンツの流れがはっきりわかるように記事を構成することが重要です。
コンテンツ(内容)
コンテンツは、記事の内容です。コンテンツには、多くの場合、最初の見出しの前に書き出し(リード)が置かれます。この書き出しは200文字ぐらいまでが多いようです。
つかみの部分なので、あまりだらだらと書いてしまうとユーザーに飽きられる可能性があります。
キーワード
タイトルや見出しにキーワードを入れることが重要だというお話をしましたが、本文内に使うことも重要です。特に見出しのすぐ次に来る文章に入れると効果的だといわれますが、文章が不自然になるようであれば、その限りではありません。
代名詞は使わない
Googleは、代名詞を理解するのが苦手だといわれています。文章的に不自然になってしまう場合を除き、代名詞を使うことは避けたほうがいいでしょう。
最後に

コンテンツSEOについて、実践するうえで重要なSEOライティングの知識もあわせてご紹介しました。コンテンツSEOは手間がかかりますが、未来の財産にもなる素晴らしい手法です。
これからの時代にビジネスをするのなら、WEB集客は欠かせません。オフラインでの交流が難しくなったからこそ、オンライン集客が求められています。
ぜひ、本記事をキッカケにコンテンツSEOに挑戦してみましょう。
追伸
マーケティングやライティング記事は他にもあります。興味のある記事から読んでみてください。コロナ禍でも、「集客」と「売上」が落ちなかった理由がわかるはずです。