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7日間の売上830万円|営業マンが副業に「売る力」を活かした結果

営業マンとして本業に勤しむかたわら、「副業を始めたい」と意欲を持つ姿勢は素敵です。

私自身、営業マンでありながら副業をしており、今は「自分の名前で稼げる」ほどには軌道に乗りました。人差し指でタイピングするほどのパソコン音痴だったのですが、Webの活用に可能性を感じて勉強することを決意し、本業で培った営業スキルをWebの世界に持ち込んでビジネスができる状態になったのです。

タイトルにある「7日間の売上830万円」は、私が実践する副業の1つで得た金額です。感謝の言葉をいただきながら副業収入を得られるようになった今、これから副業に力を注ごうとしている営業マンの皆さんに、私が気付いた“営業マンのキャリアの可能性”を解説するために筆を執りました。

結論から言います。ずばり、営業マンは「Web」を主戦場にして副業を始めるべきです。

副業を始める営業マンが「Web」を主戦場にすべき理由

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Webの世界に足を踏み入れたとき、私は「Web業界は売ることが苦手な人ばかりだ」と驚きました。ハイスキルな職人気質の人材は大勢いるのですが、セールスに強い人がほとんどいないのです。

本業が営業マンである私は、そこに勝機を感じました。そして、Webの世界で営業マンが活躍できる状況は、私がブログやSNSを始めた2019年から変わっていません。

よくよく考えてください。あなたは仕事上、有能な営業マンを多く見かけるかもしれませんが、仕事とは全く関係のない家族や友人を想像したとき“あなたよりセールスが上手そうな人”は何人いますか?

「数えるほどしかいない」と思ったなら、あなたのセールス力はWebでも通用します。もちろん、セールスのやり方はオフラインとオンラインでやや異なりますが、相手が人間である以上セールスの土台は同じです。

営業マンの私がおすすめする副業4選

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“セールス力×Web”の掛け算となる副業なら、どんな働き方でも有利に戦えます。ただし、あまりに選択肢が多ければ混乱させてしまうと思い、数ある選択肢から現役営業マンの私が「これは営業マンと好相性だ」と感じる副業を4つピックアップしました。

選定基準は次の通りです。

  • セールス力があるほど有利に働く
  • 将来的に”個人の名前”で勝負できる
  • 本気で打ち込めば本業並みの収入になる

大手企業ですら終身雇用が崩壊したと言われ、不安定な状況にある現代社会を安心して生き抜くために、営業マンの副業には上記3つを求めたいところです。

金銭面にゆとりが生まれることだけが、副業を始めるメリットではありません。個人の力で稼げれば会社への依存度が下がり、程よい“恐れ知らず”の状態が手に入ります。下手に周囲へ忖度して、歳を重ねるとともにキレが失われる営業マンになる未来を避けられるのです。

また、副業を通じて獲得したWebの知識は、本業に掛け合わせることも可能です。

私の実例を挙げると、個人の名前を強化するために運用を始めたSNSから素敵な出会いが生まれ、私が役員を務める本業の会社にて2,000万円の取引をさせていただきました。Webに注力した結果、副次作用として本業にも良い影響がもたらされたのです。

これらの実体験を踏まえて、副業を始める営業マンへおすすめする選択肢は次の4つです。

セールスコピーライター

セールスコピーライターは、文章を営業マンに仕立て上げる仕事です。

次のような流れの“読み手に行動してもらえる文章”を書き、それをお客様のホームページに掲載してもらうことで、売上アップに貢献する働き方です。

①読み手の目に留まる文章を書く
②ストレスなく読み進めてもらう
③そして最後に行動してもらう

通常、セールスコピーライターになるためには高度な訓練と勉強が必要となりますが、営業マンはセールスの土台が出来上がっています。営業経験のない人が副業としてセールスコピーライターを選んだときよりも、プロになれるまでの期間が短くて済むのです。

こちらの記事に目を通していただいた際、「なるほどね。大体理解できた」と感じるなら、すでにセールスコピーライターの素養は備わっています。

セールスライティング」のページに、セールスライティング/コピーライティングの記事群をまとめて公開しているので、日々の学習にお役立てください。

Webライター

セールスコピーライターが“売る文章のプロ”だとすれば、Webライターは“集客記事を書くプロ”です。Googleの検索結果に表示されるように記事を書き、依頼主が運営するサイトへネットユーザーを集める役割を担っています。

クラウドソーシングと呼ばれるビジネスマッチングプラットフォームや、TwitterやFacebookなどのSNSを使えば簡単に「Webライター募集中」といった投稿を見つけられるため、そこへ応募すれば最初の一件を獲得することはそう難しくありません。

セールスコピーライターよりも、一案件あたりの報酬額は少ない傾向ですが、Web系副業のスタート地点としてはおすすめです。

  • まず“書いて稼ぐ”経験を積みたいならWebライター
  • 営業スキルをフル活用して高収入を目指すならセールスコピーライター

このような基準で捉えれば良いかもしれません。

セールスコピーライティングを学び「これなら自分にも書けそう」と思えば、いきなりセールスコピーライターを名乗っても良いですし、文章力に不安があるならWebライターから始めて書くスキルを磨き、ステップアップすると順当に軌道に乗ります。

Webライターを始める前に最低限のスキルを学んでいただけるよう、私がおすすめする独学方法をまとめました。「まずはWebライターに挑戦してみよう」とお考えなら、こちらをご一読ください。

ブログ運営

ブログ運営の副業と聞けば、多くの人は「広告収入を稼ぐやつだよね?」と連想します。

もちろん、アフィリエイトやアドセンスと呼ばれる広告をブログ記事に貼り付けて、成約数・クリック数に応じた副業収入を手に入れる方法もあります。そういう路線を進んでも学びは多いため、止めはしません。

ただ、私の考え方は少し違います。ブログ運営に関しては、お金ではなく信用を得るために取り組んできました。

いわゆる“ブランディング”のためにブログを始めたのです。

というのも、営業マンとしてのスタイルを「会えば売れる」から「会えなくても売れる」にアップデートしたかったからです。そのタイミングで全精力を注いだブログが、営業ノウハウに特化した『営業の戦術』でした。

マーケティングの奥深さに気付き、本格的に勉強をスタートしたのはこの頃です。その後、ブログ運営を通じてマーケティング力を獲得し、得た知識を広告ビジネスではなくコンテンツ販売のために使いました。

営業マンとして、そしてセールスコピーライターとして培ってきたスキルを最大限発揮し、私に関わってくださる多くの人へ価値を提供する手段がコンテンツ販売だと確信していたからです。

※ブログ運営によるブランディングの基礎をギュッと詰め込んだ記事はこちら。

コンテンツ販売

コンテンツ販売は“売れる仕組み”を作って収入を得るタイプの副業です。一度、商品となるコンテンツとその販売導線を作り上げれば、あとは半自動的に副業収入を得られますが、ここまでに紹介した副業のどれよりも時間と労力とセンスを求められる選択肢です。

しかし、諦める必要は微塵もありません。

他の副業にチャレンジした先に設ける、1つのゴールとしてコンテンツ販売を見据えていただくとベストです。なぜなら、コンテンツ販売を成功させる能力の正体は、“セールスコピーライティング力”と“マーケティング力”の掛け合わせだからです。

前者はセールスコピーライティングの副業を通じて身に付きますし、後者はブログ運営を続けることでメキメキと成長します。冒頭、実績の一例として挙げた「7日間の売上830万円」も、私にセールスコピーライターとブログ運営の経験があったからこそ生まれた成果だと考えています。

「売れる仕組みの必要性は分かる。しかし、どういう商品を売れば良いのだろう……」という疑問が浮かぶかもしれません。正直なところ、最適な商品は作り手のスキル・経験・キャリアにより変わりますが、参考までに私のデビュー作をご紹介します。

こちらは、5日間で1,000名以上の方に購入していただけました。

書き方が9割「一瞬で虜にする無敵の文章術」

本業ではお客様一人ひとりに直筆の手紙を書き、副業でもセールスコピーライターとして言葉を扱ってきた私の集大成です。

ただ、渾身の力を注いだ自信作ですが、セールスコピーライティング力とマーケティング力のどちらかが欠けていれば配信数は5分の1……いや、10分の1だったかもしれません。ですから、文章もマーケティングも分からないまま、いきなりコンテンツを売り始めることだけはおすすめしません。

まずはライターとブログ運営で基礎スキルを磨き上げてから、コンテンツ販売を成功させてください。大勢から感謝の声をいただき、本業の給与以上の売上を得られたというご報告をお待ちしています。

個人の名前を看板にする副業は裏切らない

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今、サラリーマンにとっては不安定な時代が到来しています。

「会社が面倒を見てくれる」という保障がなくなり、いつ職を失ってもおかしくない状況になっているのです。もし、何の準備もしないまま会社から見放されたとき、あなたは何を武器にして一から生計を組み立てますか?

この答えに自信を持って答えられる、わずか数%の人たちは、ほとんどが自分の名前でも仕事を獲れる人たちです。“単独でも売上を立てられる人たち”と言っても良いでしょう。

自分の名前で仕事を獲得し、コンテンツを販売できるようになれば、それは現代において最も安全な状態です。副業を通じ、あなたの名前に蓄積された評判や実績は消えることがありません。雪だるまのように転がすほど大きくなり、舞い込む仕事量も売上も着実に増えていくはずです。

そんな未来を切り拓くために、今日から“セールス力×Web”を意識して副業の準備に着手してみてください。

最後に|コンテンツは「あなたの資産」になる

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私がWeb上を主戦場に置いた理由は、「自分自身が働くのではなく、文章に働いてもらおう」と思ったからです。本業で培った営業力は、対面営業なので「労働集約型」の働き方になります。つまり、自分の時間を切り売りすることで、収入が増えるということです。

一方、セールスコピーライターは、一度文章を書けば24時間365日Web上でコンテンツが営業活動してくれます。自ら営業せずに、日本中から買いに来てくれます。

商品を購入してくれれば、過去のコンテンツまで遡って探し出し、ブログ経由で知らぬ間に購入してくれるようになります。だからこそ、この売れる文章術を書ける人は“無敵”の状態になり、組織の力を借りずに巨額の報酬を得ることも十分に可能なのです。

ただ、この売れる文章術を磨くためには、ひたすら勉強するしかありません。同時に「売るコツ」を押さえる必要があります。

私はその“売るコツ”について、下記の有料noteで惜しみなくお伝えしています。勉強したことをお金に変えたいのなら、本気で学ぶ必要があります。お金を生む文章術とはなにかを見つけるために、ひたすら勉強していきましょう。

「営業の極意−セールスコンサルティングバイブル」

ペルソナ 不要ペルソナは不要?現役ライターが「読者設定は意味ない」の落とし穴を語る前のページ

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