「こんなに良い商品があるのに、なぜ売れないんだろう」と悩む方は多いです。
その悩みを解決するために、「たった1行のコピーで売上が上がるコツ」をご紹介いたします。文章が苦手な方や、言いたいことがひと言で伝えられない方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
また、私自身セールスコピーライターとして活動しています。文字を書いて5年間で3億円の売上を叩き出し、クライアント様や自身のコンテンツでも1,000万円以上の売上を上げています。
売れるキャッチコピーの作り方を知っているため、このような実績を積み上げることができました。ただ、特別な才能は必要ありません。文章を書くうえで押さえるべきポイントを押さえればいいのです。
そのポイントとは、「読み手の目を止めさせて、次の文章を読ませること」です。
本ブログでは、その技術を惜しみなく共有いたします。
Contents
キャッチコピーの役割と重要性について
まずはキャッチコピーを作る前に、そもそもキャッチコピーの役割や重要性について確認していきましょう。
キャッチコピーの役割とは、目を止めさせて、次の文章を読ませることです。
キャッチコピー初心者の方は、「文章を書けばお客様は最後まで読んでくれる」と勘違いしている方が多くいます。絶対に覚えて帰っていただきたいのですが、”あなたの文章は読まれない”ということです。なぜなら、人は自分に興味関心がないものに対して、”全く興味を示さない生き物”だからです。
少し考えてみてください。
遠くで起きている戦争より、自分の顔に出来たニキビのほうが気になりませんか?海外の知らないボクサー同士の戦いより、明日の試験結果の合否のほうが気になりませんか?それほど人は自分に関係すること以外に興味を示さないということです。
その人間の特性を知ったうえで、自社の商品に興味を持ってもらうキッカケ作りが必要なのです。そこで有効なのが、キャッチコピーです。
未来のお客様に商品の魅力を端的に説明し、購買意欲を高めることができれば、文章を最後まで読み進めてくれる確率はグンッと上がります。
つまり、あなたがお客様に伝えたい商品の価値やサービスのすべてが伝えれらるということです。結果、売上の増加に繋がります。
ただ、キャッチコピーを学ぶ前に、「文章を読んでもらうためには何が必要なのか」を押さえたうえで読み進めてみてください。下記の記事と合わせて読み進めることで、より深くキャッチコピーの考え方を知ることができます。
キャッチコピーの重要性とは?
キャッチコピーは、商品を売るためだけではなく、様々なシーンで使えます。
- チラシ
- PR活動
- ホームページ
- メルマガ
- ブログ
- 企画書
- ネーミング
- 提案書
キャッチコピーの重要性を挙げるとキリがありませんが、どんな業種や職種でもキャッチコピーの作り方を身につけることで、明日からあなたのビジネスは大きく変わることでしょう。
余談ですが、私はSNSでフォロワーやファンを増やすために、キャッチコピーを活用しています。
結果、SNSの総フォロワー数は7万人を突破し、ブログは月間10万PV(3つのブログ合計)を突破しています。今では、文章を書くことで、本業の年収(会社役員)を超えるまでに成長しました。
そのキッカケとなった「Twitter運用のコツ」をまとめた記事を置いておきますので、気になる方は目を通してみてください。
多くの方は、キャッチコピーの威力を知らなすぎます。同時に、「売れるキャッチコピーを書くなんて無理」だと思っています。
その固定概念を次の章から吹き飛ばします。
今すぐビジネスに使える「売れるキャッチコピーの作り方」
素人でも”絶対に失敗しない”売れるキャッチコピーの作り方をご紹介していきます。
ここで共通認識を持ってほしいのですが、これからご紹介するキャッチコピーは”売上を上げるため”にあります。言葉がきつくなるので、先に謝っておきます。
どんな美しい言葉も、感動的な言葉も、”商品が売れなければ”意味がありません。
とにかく、未来のお客様に「あ、これ欲しいかも」と思わせないといけません。この部分をきちんと共有したうえで、売れるキャッチコピーの作り方をご参考にしていただければ幸いです。
「あ、私のことかも」と感じさせること
キャッチコピーで最も大切なのが、ベネフィット訴求です。※訴求とは、宣伝・広告などで、消費者が買う気を起こすよう訴えかけること
読まれない、売れないキャッチコピーは、メリットを訴求しています。メリットとベネフィットの2つを使い分けることで、売り上げがグンッと変わります。
ただ、その前にメリットとベネフィットの違いを押さえましょう。その違いを端的に140文字でまとめた投稿を載せておきます。
自分の商品やサービスのキャッチコピーを書くときに、つい「業界初!高性能機能搭載」「軽さが従来の半分に」とメリットをアピールしてはいけないということです。
- メリットの主語は「商品」
- ベネフィットの主語は「人」
機能面を訴求するのではなく、使った人の感想や未来を見せることが大切です。
そして、キャッチコピーを見た人が「あ、これ自分に関係があるな」と思ってもらうベネフィットを書くように意識しましょう。
※ベネフィットを理解した方は下記の記事と合わせて本章を読むと、理解がグンッと進みます。
一瞬で心を掴む「ヒトコト」とは?
キャッチコピーの大前提なのですが、「ひと目でお客様の心をつかむ言葉」を選ぶ必要があります。
おそらく今この文章を読んでいるあなたも、本ブログの下記のキャッチコピーを見てクリックしたと思います。
【保存版】今すぐビジネスに使える「売れるキャッチコピーの作り方」
なぜ私がこのブログタイトルにしたのかを解説します。
- 保存版→まとめ記事に見える
- 今すぐ→簡単そうに見える
- ビジネス→業種問わず使えそう
- 売れる→売上が上がりそう
このブログタイトルは、「誰でも簡単にキャッチコピーが作れるかも」と思ってもらう言葉を選んでいます。
また、【保存版】という言葉使うことにより、「キャッチコピーの作り方をまとめている記事なのかな?」と想像させる働きがあります。Google検索したユーザーは、何度も他の記事を見たくありません。一つの記事で検索した悩みを解決したいはずです。その心理を先回りするために設置した言葉になります。
このように、”ヒトコトを意識”して文章を書いています。
次の章からは、人間の心理学に基づいた解説になりますので、集中して最後まで読んでみてください。
返報性を使ったキャッチコピー
返報性の原理を使ったキャッチコピーが使えるようになると、読み手の反応率は上がります。ただ、その前に『返報性の原理』とはなにかをご説明します。
返報性の原理とは、誰かに何か親切にしてもらうと、そのお返しをしたくなる習性のことです。誕生日にプレゼントをもらったら、その人の誕生にも返そうするはずです。これが返報の法則です。
これをリアルビジネスで応用すると、コストコなどの大型スーパーに行った時に、試食のおばちゃんからウインナーをもらったります。すると、「食べちゃったから、買わないと悪いかな…」という心理にさせると、ウインナーが売れていくということです。
この返報性の原理は、キャッチコピーでも応用できます。そのフレーズをいくつかご紹介いたします。
- 無料サンプル差し上げます
- いつでも返品OK
- 1回分を無料プレゼント
- まずは無料で30日間お試しください
- 今ご購入で10個の特典がついてきます
このように無料プレゼントや貴重な特典を先に提供すると、お客様は「そのあと紹介される商品を買わないと!」と思う確率が上がります。
社会的証明をアピールすること
人は社会的証明に弱い生き物です。そもそも、社会的証明とは「他人の行動を参考にして、自らの行動を選択してしまう」という意味です。
意識しないと気付きにくいと思いますが、居酒屋に行った時に「人気No1のからあげ!」とメニュー表に書かれていると、何気なく頼んでしまうのではないでしょうか。また、複数人で居酒屋に行った時にみんなが「とりあえず、ビールで!」と聞くと、ドリンク選びに悩んでいるあなたは「じゃ、私もビールで」と他の人の意見に合わせることがあるのではないでしょうか。
このように、人は無意識のうちに他人の行動を参考にして、選択と決断をするケースが多いのです。
社会的証明は本当に強力なキャッチコピーになります。具体例を下記に挙げておきますので、ぜひご活用いただければと思います。
- 89%の人が成功した○○
- 丸の内OLに大人気!○○
- 2022年○○大賞を受賞
- 7秒に1個売れる○○
- 満足度〇年連続1位獲得
このように、キャッチコピーの中に、”たくさんの方から支持を受けている”という言葉を入れると、人の心は揺れ動きます。
実際に私のブログタイトルにも使用しています。この記事が本当に多くの方から読まれる記事に育ったのは、キャッチコピーのおかげです。
権威性を訴求すると「一目置かれる」
権威性とは、簡単に説明すると「わたしって凄いんだよ」とアピールすることです。
人の特性なのですが、自分より凄い人だと認識すると、その人の言うことを信じてしまいやすい傾向にあります。
例えば、目の前に2人の男性がいるとします。一人は普通のサラリーマン、もう一人はお医者さんです。その二人から「お腹が痛いときは、この薬を飲むといいですよ」と言われたとしたら、どちらの男性を信じますか。
高い確率でお医者さんを信じるはずです。少し極端な例ですが、人は「その道のプロ」を信じてしまう傾向にあります。
ちなみにこの権威性を用いた例文をご紹介いたします。
- 副業で月収1,000万円稼いだ○○
- 公式LINE10,000人突破
- メルマガ読者が10,000人突破
- トップセールスマンの○○が…
- 新垣結衣が愛用している○○
特にお金関係や芸能人、専門家などの権威性アピールは強力なキャッチコピーに生まれ変わります。実際に私のブログのタイトルでも権威性を訴求しています。
希少性・限定性を使った訴求方法
希少性・限定性を使ったキャッチコピーは、極めて反応率が良いです。これらは誰もが惹かれてしまう要素になります。
人は希少性が高く、限定商品を見ると「人にそのレアアイテムを自慢したい」という気持ちが湧きます。アメリカの経済学者であるソーンスタイン・ヴェブレンが1899年に「他人が買えないものを買って周囲に見せつける行動」として提唱しています。
この戦略は、ナイキのレアスニーカーやシュプリームのアイテム、そしてROLEXといった商品の価値を高めている要因になります。
特にナイキほど希少性・限定性の訴求に長けた企業はないでしょう。エアジョーダンやエアフォースワンといったブランドを代表するようなスニーカーは一般的な靴屋では卸さないのです。限定したごく一部のスニーカーショップのみで取り扱いを許可しています。
このように、希少性と限定性を使った戦略は消費者に有効的です。ぜひキャッチコピーでも取り入れてみてください。
- 初回限定!プレミアムプレゼント
- 今後の入荷は未定です。今なら~
- 本日○○時で予約を締め切ります
- 年に一度の大決算セール
- 先着○○名様限り、半額!
私自身、コンテンツ販売やセールスをするときは希少性・限定性を使用します。本当に効果がありますので、おすすめです。
「好意の返報性」で惹きつけよう
好意の返報性とは、人は好意を受けると、それを返したくなる習性のことです。ミラーリング効果ともいいます。
自分が相手に好意を持つと、相手も自分を気に入ってくれる可能性が高まることから、恋愛でも使われています。
この技術をキャッチコピーに盛り込むと、お客様との距離がグッと縮まります。そのコツの一つに「相手の名前を呼ぶ」という技術があります。
- ○○さんに受け取ってほしい○○
- あなたに効く○○はコレです
- あなたにどうしても伝えたくて
- ○○に悩んでいます。あなたは?
- あなたに気に入ってもらいたい
好意の返報性を使うコツは、大好きな人にラブレターを書くように綴ることです。すると、自然に「○○さん」に合う言葉が出てくるはずです。
ぜひご活用してみてください。
「一貫性の原理」で中毒性を持たせよう
一貫性の原理とは、最初にとった行動や発言、信念に対して、貫き通したいという心理のことです。
たとえば、30巻まで発売されている漫画を1巻から3巻を買ったとします。すると、「続きも買おうかな」「最後まで揃えないと気持ち悪い」という心理が働き、続きを買ってしまいます。
また、毎週月曜の朝に行われる会議で、今週の目標は「売上100万円達成します」と宣言すると、それを達成できるように努力します。これも一貫性の原理です。
この一貫性の原理を利用したキャッチコピーの例を載せておきますので、参考にしてみてください。
- 今よりさらに〇㎏減量できる○○
- 月〇万円を稼ぎたいあなたへ○○
- 年始に立てた目標を達成する○○
- まずは○○から始めていきましょう
- あなたは○○を本当に愛していますか
何かを始めるキッカケや「自分は○○を実践するんだ!」と宣言させることで、一貫性の原理が働きます。”継続しなきゃ気持ち悪い”という心理を利用することで、お客様を行動させることができるのでおすすめです。
最後に|売れる文章の書き方をご紹介します
読まれなかったキャッチコピーが、読まれるだけで売上は変わります。特にあなたがECサイトを立ち上げたり、インターネット上で商品やサービスを販売しようとするならば、絶対に欠かせない技術です。
ただ、もう一つ欠かせない技術があります。それは、「セールスライティング」です。
セールスライティングとは、販売する商品やサービスを消費者に「買いたい」と思ってもらえるように、魅力的な紹介文を書くことを指します。
「買いたい」を引き出すためには、下記の3つの問題を突破する必要があります。
- 目を止めさせる
- 最後まで読んでもらう
- 行動してもらう
キャッチコピーの「目を止めて、次の文章を読んでもらう行為」は、第一ステップになります。第二ステップの最後まで読んでもらい、第三ステップの行動して買ってもらわないと売上は上がりません。
第一ステップから第三ステップまで解説した記事を下記に置いておきますので、ぜひ参考にしていただきたいです。
この書き方と文章の型を身につけることで、月収1,000万円を稼ぐことができました。文章が苦手な方も「型」があるので、スラスラ書けると思います。
ぜひ、トライしてみてください。
追伸
本来、有料コンテンツにしようと考えていた記事があります。
それがこちらの記事「Webマーケティングの王道である「ブログ集客」を成功へ導く7つのコツ」です。「集客の考え方」を参考にしていただければと思います。
特別に…
特別に「刺さる文章の書き方」を1つの記事にまとめてみました。それがこちらの記事「【1秒で刺さる書き方】あなたの文章が劇的に生まれ変わる」です。この記事は、私が文章に感動を覚えた原点になります。