「素人でも売れるランディングページのキャッチコピーを作りたい」
本記事は、このように悩む個人事業主や企業のWEB担当者向けの記事になります。
現代は、広告を使って成果を挙げることが難しくなっています。なぜならインターネットユーザー1人が1日に目にする広告数は3,000件以上と言われているからです。毎日目にする広告の中で、ターゲットユーザの記憶に残るキャッチコピーを作る必要があります。
そこで今回は、売れるランディングページを作るために必要な「キャッチコピーの作り方」をご紹介していきます。
Contents
キャッチコピーの目的と重要性
ランディングページのキャッチコピーの作り方をご説明するまえに、基本事項を押さえましょう。
ただ、既にキャッチコピーの目的と重要性を十二分に理解している場合は、この章をスキップしてください。
それでは、キャッチコピーには
- どんな目的があるのか
- なぜ重要なのか
を簡潔に説明いたします。
キャッチコピーの目的
キャッチコピーの目的は、読み手の目を留めて、次の文章を読ませることです。
読み手の興味関心を惹きつけるキャッチコピーでなければ、ランディングページの本文を読んでもらう確率はガクッと下がります。せっかく書いた文章が読まれないという危機的な状況に陥ってしまいます。
これらの状況に陥らないために、「コピーライティングの3つのNOT」の壁を超える必要があります。
「コピーライティングの3つのNOT」とは、
- 読まない(Not Read)
- 信じない(Not Believe)
- 行動しない(Not Act)
です。キャッチコピーを作る際は、これらの壁を超える文章を書きましょう。※3つのNOTに関しては、下記の記事で詳しくご説明しています。
キャッチコピーの重要性
ランディングページで最も重要なパーツはファーストビュー(最初に画面内に表示された部分)です。なぜならユーザーに一番読まれるパーツだからです。
そこに飾られているキャッチコピーが重要であることは疑いようがありません。
ちなみに広告業界の神様と言われるデイヴィッド・オグルヴィは、キャッチコピーについてこのように言っています。
「平均するとコピーの本文を読む人の5倍の人がヘッドラインを読む。そのことを考えると、ヘッドラインで商品を売らない限り、あなたは入ってくるはずのお金の90%を無駄にすることになる。」
キャッチコピーはそれだけ重要だということです。
売れるキャッチコピーの作り方
キャッチコピーの目的や重要性を確認したので、続いて「どのようにすれば『売れるランディングページのキャッチコピー』を作ることができるのか?」について解説いたします。
ターゲットを明確にする
ランディングページのキャッチコピーを作る際に最も重要なのが、「ターゲットを明確にする」ということです。ターゲットを決めず、手当り次第に声を掛けると、相手を不快にしてしまう可能性があります。
例えば、あなたが美味しいチョコレートをゲットしたとします。そのチョコレートを糖尿病患者の方に、「このチョコレート食べませんか?世界一美味しいですよ」と声を掛けるようなものです。こんなことをしていたら、普通に怒鳴られます。
このように不要な人に不要なものを売りつける行為は、迷惑極まりないです。欲しいと思う人に欲しい商品を提案する必要があります。そのために、「ターゲット設定」が重要なのです。
どうすればいいかというと、
- 誰に
- 何を
- 提案するのか
これらを押さえたうえで、キャッチコピーを作ることです。
ターゲット設定の基本
ランディングページのキャッチコピーを書くときは、顧客となるターゲットの具体的かつ詳細なイメージを持つことが大切です。
例えば、
- 家族構成
- 世帯年収
- 居住地
- 車種、台数
- 家賃、間取り
- 貯金額
- 抱える不満、不安
できるだけ詳細な条件を設定します。もし設定できなかった場合は、今までの既存顧客の中から”購買層に近いモデルケース”を選んでもいいです。
ターゲットを設定せずに、読む人すべての心を掴もうとするキャッチコピーは誰の心にも刺さりません。ターゲットを明確にしたうえで、これから紹介する強いメッセージをキャッチコピーを盛り込んでください。
【厳選3選】キャッチコピーの実例
有名なLPライターは口を揃えて、「すべてはキャッチコピーによって、読まれるかどうかが決まる」と言います。
ランディングページにおいて、キャッチコピーが一番重要と言っても過言ではありません。
この章以降では、読み手が「お!読んでみようかな」と思うキャッチコピーの作り方をご紹介していきます。
疑問文と指示語の掛け算
疑問文と指示語を掛け合わせると、よい強いキャッチコピーになります。結果、読み手の目を留める確率がグンッと上がります。
例えば、
- SNSの投稿でこんな間違いをしていませんか?
- あなたにこの問題が解けますか?
- 食べ過ぎてしまう原因はどれですか?
このように「こそあど」言葉を見出しに使い、疑問文と掛け合わせることで、「続きが知りたい」という気持ちにさせます。
なぜ疑問文と指示語をかけ合わせることをおすすめするかというと、人間は疑問文と指示語に反応してしまう生き物だからです。
それでは、「なぜ2つの要素を使うと反応してしまうのか」を解説いたします。
疑問文の理由
疑問文を推奨する理由は、人は質問されるとその質問を考え始めてしまう脳を持っているからです。
例えば、テレビのスイッチを入れた瞬間に番組内で「鎌倉幕府は何年に成立したでしょう?」と聞かれた瞬間に、「1192年!(いい国つくろう鎌倉幕府)」のように条件反射的に答えてしまうのではないでしょうか。
余談ですが、1192年は不正解です。現在は「良い箱(1185年)つくろう鎌倉幕府!」が正解と言われています。30代以降の方は1192年で覚えていますよね笑
さらに余談ですが、大手企業の広告は質問を投げかけるパターンが多いです。意識しないと、「疑問文で反応を得ている広告だな」と分からないです。これからは意識して広告を見てみてみましょう。
指示語の理由
指示語は読み手の好奇心を刺激します。
「これ」と言われると、何のことなのか気になり、「どれ」と言われれば”何を指し示すのか”とその先を知りたくなります。
ちなみに指示語とは、”こそあど言葉”のことです。
- これ
- それ
- あれ
- どれ
ちなみに、「こんな」「そんな」も使えます。
このように指示語をいれるだけで、キャッチコピーの内容がグッと気になるものになります。先ほどの例を比べると、わかりやすいです。
- SNSの投稿でこんな間違いをしていませんか?
- SNSの投稿で間違いをしていませんか?
前者の方が”続き”が気になるはずです。
このようにキャッチコピーに”こそあど言葉”を加えるだけで、読み手を惹きつける文章に変わります。
疑問文と問題提起の掛け算
さきほどの疑問文の続きになりますが、「疑問文×問題提起」も読まれるキャッチコピーの型の一つです。
例えば、
「外壁塗装なんて綺麗に塗れば”どこでも同じ”と思っていませんか?」
このように外壁塗装に関する知識を持たないユーザーからすると、最も共感を得る問いかけです。
上記のキャッチコピーを読んだ人からは、「確かにそう思っているけど、違いなんてあるの?」というように同意や共感を得ることができます。これが問題提起の威力です。
他の例もご紹介いたします。
「肩こりは肩を揉んでも治らないのはご存知ですか?」
問題提起するキャッチコピーは、ランディングページに限らず、どんな媒体でも使えます。
単独でも使える問題提起パターン
問題提起の型は、疑問文なしの状態でも十二分に使えます。
例えば、
「WEBライターによくある3つの悩み」
このようにWEBライターを目指す人が気になる悩みを訴求すると、次の文章を読み手に読ませることができます。
ターゲットを指定して呼びかける
ターゲットを指定して呼びかける型は、読み手に「自分のことだ!」と振り向いてもらう技術です。カクテルパーティー効果とも言います。
カクテルパーティー効果とは、騒がしい状況や多くの人が雑談をしている中でも、自分に必要な声をしっかりと聞き取れる現象のことです。
例えば、
- SNS運用でお悩みのあなたへ
- 空き家活用でお悩みの方へ
- いつか珈琲屋を開業したい方へ
このキャッチコピーは前章でお話した「ターゲット設定」がきちんと定まっていると、読み手の心にクリティカルに響きます。
最後に|もっと詳しく知りたいあなたへ
「もっと詳しくキャッチコピーの型を知りたい」という方向けの記事を共有いたします。
この記事は、本来有料コンテンツの一部で打ち出そうとした内容です。
【保存版】今すぐビジネスに使える「売れるキャッチコピーの作り方」
ランディングページの書き方もご紹介
正直、この1記事でランディングページは完璧なのでは?と思う内容に仕上げています。
- キャッチコピーの書き方
- ボディコピーの書き方
- オファー(特典)の書き方
このように、ランディングページ知識ゼロの状態から、一気にプロLPライター並みの文章が書けるコンテンツになっています。
あまりにも反響が多い場合は、有料コンテンツに切り替えますので、「今のうち」に読んでおいてください。
追伸
他にも有料コンテンツの一部にしようとしていた記事があります。ぜひ探してみてください。
あ、探すのが面倒くさいですね(笑)
こちらに貼っておきます。
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