あなたの学生時代までの欠点は、あなた”ならでは”のブランドを作ります。
「欠点こそ、セルフブランディングの構築に欠かせない要素」です。
多くの人は、「短所より長所を伸ばせ」と言います。もちろんその考え方も正しいですが、模範解答に過ぎません。
私は「欠点から目を逸らさずに、向き合うことで才能は見つかる」と本気で思っています。ぜひ欠点をブランディングに変える考え方を参考にしていただければ幸いです。
セルフブランディングの考え方
「どうしたらその選択肢、選べるの?」と小馬鹿にされたことが、あなた”ならでは”のブランドを作ります。
私は国語のテストで出題される「1・2・3・4」の選択肢の中で、「1」が正解なところ、「3」を選んだりしていました。正解率90%の問題を外し、小馬鹿にされた経験がありました。
ただ、今は国語力が必要な文章を書くことで、生計を立てられるまでに成長できました。大手出版会社から出版依頼をいただくまでに成長できました。その事実を当時の友人たちに言うと、驚かれます。そして毎回同じ質問をされます。
「どうして、国語の偏差値が低かったのに成果を出せたの?」と。
その答えはシンプルです。
学生時代までのテストは、決められた模範解答が”正解”であり、評価されました。ただ、社会人になると、周囲と同じ考えや模範解答は”平均点”であり、偏差値50の評価しかされないからです。
あなたの学生時代までの欠点は、ビジネスの世界では正解かもしれません。いや、不正解を正解にしていくことがセルフブランディングに繋がると確信しています。
これだけは忘れないで欲しいです。
「あなたの欠点は、長所の可能性がある」ということです。
その欠点を才能に変える考え方を共有できればと思っています。
欠点という才能を好きになる
自らの欠点を恥ずかしいと思わずに、正面から受け止めることで成功する確率はグンッと上がりあります。
私の周囲では欠点と向き合うことで、成功している人はたくさんいます。
例えば、サラリーマンを一生懸命頑張ったのですが、活躍できずに独立することに。その後、生涯賃金を最低限稼ぎ終えてしまいました。作業者として「人の下で働く」ことが苦手だったため、「人に働いてもらう仕組みを作る側」に回ったから得られた結果です。
勘違いしてほしくないのですが、人の下で働くことが悪いということではありません。私自身、サラリーマンです。「人によって輝くフィールドが異なる」ということです。
また、プロのサッカー選手を目指した友人は、選手としては鳴かず飛ばずでコーチに転向。結果、地元の枠を超えて名コーチと言われるようになりました。結果が出ない間に遠回りした経験を活かし、指導する側で花が咲いたのです。
つまり、自らの欠点に向き合い、”欠点を長所に変えられる場所を探す”ということです。
欠点と向き合うからこそ、自らの長所がわかります。次の章では「欠点から才能を探す方法」をご紹介いたします。
「欠点の中」から才能を探す方法
あなたの「欠点の中」から才能を探す方法をご紹介いたします。
極限状態まで努力した先に「あなたの才能」があります。見つける方法は簡単です。一度でいいので、欠点に対して本気で努力してみてください。
自分の欠点なので、逃げ出したくなる衝動に駆られることもあると思います。逃げたくなる衝動に駆られた先に「才能」が眠っています。
先程の2つの例を見てみましょう。
- サラリーマン→経営者の道(成功)
- サッカー選手→コーチの道(成功)
どちらも一生懸命努力した結果、思ったような成果が出ずに「戦うフィールド」を変えた結果、成功しています。
経営者で活躍する友人は、一級建築士を目指し必死に働き、勉強しました。ただ、合格する気配はありませんでした。その時に「自らが建築士にならなくても、建築士を雇えばやりたいことが叶うのでは?」と思い、独立。結果、「住宅で、地域の人を笑顔にする」という夢が叶いました。
また、現在サッカーコーチで活躍する友人は、人より小柄で、運動神経が悪かった。だからこそ、必死になって勝つことだけを考え続けました。その過程で得られたものが下記の能力が開花されました。
- 競合相手の分析
- チーム内の意思疎通
- モチベーター
- ゴールまでの戦略
- 人間観察力
カラダが人より優れていないからこそ、磨いた能力です。これらのスキルは「すべてのサッカーコーチに求められる能力」になります。
つまり自らの欠点にきちんと向き合うことで、才能が見つかるということです。欠点を補うために”努力したモノ”があなたの才能になります。
欠点の周辺にあなたの才能は眠っているのです。
才能が見つかったあとの行動とは?
才能が見つかったあとにオススメの行動が一つあります。
それは「昔のあなたに向けて情報発信すること」です。
世の中には、あなたと同じように”才能はあるけど埋もれている人”がいます。その人達に向けて情報発信をしてみてください。
ブログでもいいですし、ツイッターやインスタ、You Tubeでも構いません。あなたが欠点で苦しんだときのことや、上手くいったことを発信してみてください。必ずあなたに共感する”共感者が現れます”。その方は人生において、宝です。
その方たちに出逢うために、情報発信することをオススメします。情報発信をするたびに、一人、また一人とあなたのファンが増えていきます。
次第に「〇〇の分野に相談するなら、アノ人」というイメージが浸透します。これがセルフブランディングの完成形です。
欠点を克服する姿は多くの方に勇気と希望を与えます。
ただ、その姿を情報発信する際に気をつけなければいけない点があります。
- 特定の一人に向けて情報発信すること
「情報発信しているのに、ファンが増えない」という人がいます。その原因は、多くの不特定多数の人に向けた発信だからです。
好きな人に渡すラブレターと同じです。クラス全員に向けたラブレターが刺さらないように、不特定多数に向けた上発信は刺さりません。
刺さるのは、「ソノ人に向けた発信」です。
この点に気をつけて、SNSやブログを運用してみてください。
最後に
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
セルフブランディングに興味を持ったということは、「将来的にビジネスに繋げたい」と考えている人が多いと思います。その際に2通りに分かれると思います。
- 男性ファンを集めたいのか
- 女性ファンを集めたいのか
「あなたはどちらのファンを集めたいのか」を決めるところからスタートすると思います。その際に絶対的に必要な知識があります。
男性脳と女性脳を理解しないと、上手くファンを集めることができないということです。実は男性と女性で心を打たれるポイントが180度違います。両者の違いをまとめた記事を置いておきます。
興味のあるほうを先に読んでいただければと思います。