このブログの内容は、年齢が若ければ若いほど効果があります。できれば、就活生の方や社会人3年目未満の方に読んでほしい内容です。また、自分のことを凡人だと思う人にこそ、効果がある内容になっています。
なぜなら本ブログの内容は、「実力不足なのに、プライドだけ高い人」が”絶対にできない内容”になっているからです。
それでは、「謙虚な凡人がビジネス戦闘力を上げるための武器」を綴っていきます。
Contents
個人の時代を生き抜くための「ビジネス戦闘力の上げ方」
「ビジネス戦闘力ってなに?」と思う方もいると思いますので、簡単にご説明いたします。
ビジネス戦闘力とは、
- リスクを取って、責任が取れる力
- 誰よりも先にお金を投資できる力
- 盤石な人脈を築き、人を動かす力
「ビジネス戦闘力がある」という定義は、行動・お金・人脈の3つを押さえている人のことを指します。
それでは、3つの力を底上げする方法をお伝えいたします。
具体的なビジネス戦闘力の上げ方とは?
凡人がビジネス戦闘力を上げるには、誰よりも先にリスクを取り、責任を取ることです。
まずは、「なぜ凡人がリスクという行動を取り、責任を取る必要があるのか」を先に説明いたします。
たとえば、ビジネス戦闘力を上げたいのに、下記のような状態だった場合を考えてみてください。
- 頭の回転も鈍い
- トークのキレ味も悪い
- 行動が遅い
ビジネスの世界で戦うには、この3重苦はデメリット過ぎます。ただ、この3つの中で手っ取り早く変えることができる項目が、「行動が遅い」です。凡人が戦闘力を上げるには、リスクを負って行動するほかありません。
頭の回転は生まれ持った才能ですし、トークのキレも頭の回転が速くないと、トークはキレません。つまり2つとも同じカテゴリーであり、先天的な才能に起因するということです。この”どうしようもない部分”にテコ入れしても時間のムダになります。
ただ、「行動が遅い」というカテゴリーは、頭の回転などは関係ありません。ちょっとした意識と勇気があれば、行動は速くなります。
つまり、意識と勇気さえあれば”後天的に変えることができる部分”だということです。
まずは、努力する前にどうしようもできない部分と、どうにかできる部分を区別しましょう。
補足:容量が悪い人の「定数」と「変数」について
ビジネス戦闘力を上げたいのであれば、定数ではなく、変数に力を入れることが大切です。
- 定数:変更しない数値
努力しても変えられないもの - 変数:変化する数値
努力すれば変えられるもの
先ほどの例に挙げた、頭の回転を良くするというのは定数になります。自分でコントロールできない部分です。この部分にいくら力を注いでも”どうしようもできないこと”なので、変えられません。
反対に、「行動が遅い」は”どうにかしようと思えばできる部分”になります。これが変数です。この変数に力を注ぐからこそ、結果が出ます。
つまり、どこに時間と労力を集中すべきなのかを知ることが大切だということです。
ビジネス戦闘力を上げたいのなら、努力が実る部分にフルコミットしましょう。
リスクを取って、責任が取れる力
ビジネス戦闘力を底上げする場合、とにかく行動することが欠かせません。
たとえば、会社内で「この仕事誰かやりたい人はいませんか?」と言われたら、真っ先に手を挙げることです。
もし仕事を任されたとしても、ほぼ100%の確率で失敗します。ただ、失敗してもいいのです。凡人こそ、ビビらずに失敗することをおすすめします。なぜなら、ビジネス戦闘力を上げるには、行動と失敗からしか学べないからです。
ただその際に外してはいけないことがあります。
仮にプロジェクトが失敗に終わったとしても、最後まで責任を持って後始末することです。一度責任を持って請け負ったからには、最後まで投げ出さないようにしましょう。
最後まで逃げ出さない粘り強さは、スキル以上に会社から重宝されます。なぜなら会社の業績が少しでも悪くなった途端、一目散に逃げ出す可能性が高いからです。
余談ですが、最後まで逃げ出さない者同士の絆はより強固なものになります。あなたも経験があると思いますが、辛い状況を共に乗り切ったときほど相手との関係性が深まります。
このように、挑戦して逃げないことによる恩恵は計り知れないです。
※より具体的にビジネス戦闘力を磨きたい方はこちらを参考に。
誰よりも先にお金を投資できる力
常日頃、人より少し多めにお金を支払う癖をつけると、周囲への信用貯金が貯まっていきます。
お金というのは、人の性格が一番見える部分になります。サラリーマンの中で、なかなか自腹を切ろうとしない姿を見ると「信用残高が減っていく一方だな」と感じます。また、会計時に財布を出す素振りを見せて、奢ってもらおうとする技術を見ると、より一層信用の置けない人間と判断してしまいます。
会計の際は端数など気にせずに、少し多めに払うくらいの気持ちでいましょう。
他には、物への投資もおすすめします。
お金がないからといって、ボロボロの革靴を履くのは凡人の考えることです。多少無理してでも、良い靴を揃えてみてください。すると、高確率で「いい靴履いているね」と声を掛けられるようになります。
「革靴を絶対に買いなさい」という話ではありません。どこかワンポイント一流品を身につけると、見ている人は必ず見ているので、声を掛けられる確率が跳ねあがるということです。
身につけている物がキッカケでご縁が深まることもあります。
ぜひ、お金を使う行為を「投資」だと思って過ごしてみてください。あなたの周りの人間関係が少しずつ変わっていきます。
盤石な人脈を築き、人を動かす力
これまで、「行動」と「お金」についてお話してきました。行動して仲間と絆を深めたり、お金を投資して人間関係を円滑にしたりと、行き着く先は「人間関係」になります。
結局、ビジネスは、人がついてこないと何も成し遂げられません。一人で出来ることなど、たかが知れています。
ビジネス戦闘力をあげていく過程で、得られる仲間を大切にしましょう。
ただ、人間関係を築く際には、必ずスクリーニングすることをおすすめします。
たとえば、一緒にいると他人の悪口になってしまう相手とは縁を切ることです。おそらく、小さいころから「悪口を言ってはいけません」と教え育ったはずです。この教えには大切な部分が抜けています。
悪口を言ってはいけないのではなく、悪口を聞いてくれる相手との関係を断つことです。
悪口は話し手と聞き手がいて成り立ちます。その環境を断つことから始めてみてください。
すると、大勢で群がることなく、淡々と目の前の仕事やミッションに打ち込むことができます。なぜなら、今まで悪口で奪われていた時間が削除されるからです。一気にあなたの人生の時間は倍増します。
その時間があるからこそ、自分磨きができるのです。
それ以上に、あなたと同じく淡々と使命に向かっている同志と出逢うことができます。これがわかっただけでも貴重な人生の収穫です。
自分磨きに没頭した先に出逢う同志は、いずれお互いが影響力を持つ人間になります。すると、裁量権や動かせるお金が大きくなります。だからこそ、一緒にビジネスをしたときに、一気に加速することができます。
つまりプロ同士が築く絆に価値があるということです。そのためにはまず、自分が一流のプロになりましょう。
最後に
「この人、ビジネス戦闘力があるな」と感じる瞬間があります。
それはどのような時かというと、余計な前置きや挨拶をカットして、確信を衝く一言を言われた瞬間です。
これは凡人の私がいつも取り入れている習慣になります。
前置きの長い時間泥棒をするより、結論ファーストで斬り込んでいくことです。
この考え方は、文章を書く時にも意識しています。人の心に刺さる文章はいつも結論ファーストです。
ぜひ、話すとき、書くときは意識してみてください。
追伸
「自分に才能がないから、ビジネス戦闘力は上げられない」と思う人は、こちらの記事も参考にしてほしいです。