大手不動産会社に初就職し、3ヵ月後には「ゴミクズ」「木っ端」「でくのぼう」と上司に言われていました。もはやこの悪口は死語だと思いますので、簡潔に言います。「使えないヤツ」という意味です。
ドラゴンボールの戦闘力を測るスカウターを用いると、フリーザー(上司たち)の戦闘力530,000に対し、私の戦闘力は1みたいな感じです。フリーザーのくしゃみで吹き飛びそうなレベルです。
戦闘力もさることながら、見た目も最悪でして、スーツ×くるぶしソックスという謎のファッションコーデで出社し、足を組む度に真っ白なすねを上司に見せつけていました。また、革靴とベルトの色も合わせない。腕時計もアルマーニのギラギラした時計をはめていました。極めつけはフチなしのインテリ眼鏡です。まさに絶滅危惧種でした。
そんな私がたった1年で新人王に輝き、その実績をフックに中小企業の会社役員に就任。その後、副業で月収1,000万円を稼いだ考え方をサクッと公開したいと思います。
Contents
実績ゼロの状態から圧倒的に稼ぐための考え方
早速ですが、1つ質問させてください。
「稼ぐために最も必要なものは?」
下記の3つから選んでみてください。
- セールス力
- マーケティング力
- マネジメント力
セールス力があれば、物を売ることができるかもしれません。また、マーケティング力やマネジメント力があれば拡販するための土台が整うかもしれません。
ただ、どれも表面的なスキルで、稼ぐために必要な”核心を衝くような答え”ではありません。つまり先ほどの3択の中には答えがないということです。騙すような問いかけをしてしまい、ごめんなさい。
なぜこのような問いかけをしたかと言いますと、稼ぐために必要な答えがシンプル過ぎて、刺さらないと考えたからです。ですので、”あえて”回答を間違えてもらいました。
それでは「稼ぐために最も必要なもの」は何なのでしょうか。
誰もが見落としがちな「大切なもの」とは
稼ぐために最も必要なものは、『信頼』です。
小手先のスキルではなく、信頼してもらうことが「稼ぐために最も必要なこと」なのです。
この答えを聞いた人の中には、「信頼?当たり前すぎて、期待外れだわ」と思うかもしれません。そのように思った方は相当頭が凝り固まっています。
人は信頼するからこそ、その人にお金を託すのです。たとえあなたの実績がゼロでも信頼を得ることができれば、お金を託します。
「そんなはずないよ」と思うかもしれません。少し思い返してみてほしいのですが、あなたが新人だったときに「実績」はありましたか?上司やマネージャークラスの実績が入社時にありましたか?
もし実績が必要なのであれば、この世の中にいる新人君たちは1㎜も仕事で成果を出せないことになります。
私自身、なんの実績もなく入社1年目で新人王を獲得しましたし、営業職初めての部下も入社3ヵ月目で3,000万円の売上を何人も挙げています。
共通するのは「実績」があったわけではなく、お客様から「信頼」があった結果です。信頼さえあれば、誰でも売上を挙げることができます。
セールス力やマーケティング力、マネジメント力は信頼を得るためのプロセスに過ぎません。この考え方を外すと、一生稼げませんので、ココだけはきちんと押さえてほしいです。
『信頼を得るために必要なこと』とは?
先ほども言った通り、稼ぐために最も必要なものは「信頼」です。
このように伝えると、「その信頼の獲得方法を教えてよ」という声が聞こえてきます。これも答えはとてもシンプルです。
相手の悩みを一つずつ解決することです。
答えがシンプル過ぎて申し訳ないです。また肩透かしを喰らったかもしれません。でも、少し考えてみてください。
もしあなたがドがつくほどのパソコン音痴だったとします。どれくらいパソコン音痴かというと、パソコンのキーボードを北斗神拳のケンシロウのように人差し指でタイピングするイメージです。
それほどパソコン音痴なあなたがブログを書いている最中にエラーが出てしまい、ブログが書けなくなったとします。
その時に、Aさんという人が30秒でエラーを直しました。その後もエラーが出てしまったのですが、またもAさんは30秒で直してしまいました。
するとどうでしょうか?今後もパソコンのエラーが出た時は「Aさんに相談しよう」と思わないでしょうか。そのAさんから「読まれるブログの書き方を教えましょうか?」と言われた場合、かなりの確率でYESと答える人が多いと思いはずです。
もしこの過程がない状態で、急にAさんから「ブログの書き方教えましょうか?」と言われた場合は、ほとんどの人がNOを提示するはずです。
つまり、目の前の小さな問題を一つずつ解決した先に「信頼が築ける」ということです。
これからあなたがお金を稼ぎたいと思ったのなら、一人でも目の前のお客様の問題を解決することにフルベットするべきです。
これができれば、ひとり、またひとりと紹介客が増えてきます。雪だるま式であなたのファンが増えていきます。
ここにも落とし穴が…注意が必要
これまでのことを少しまとめます。
- 稼ぐ=信頼
- 信頼=問題解決
- 問題解決=○○
2つ目までを解説してきました。ここの章では3つ目のお話をしたいと思います。
ちなみに「○○」に入る言葉はわかりますか?とても大切なので、集中して聞いてください。
問題解決するには、「知識」を身につけることです。
先の例を思い出してみましょう。
前章の例文参照)パソコン音痴なあなたがブログを書いている最中にエラーが出てしまい、ブログが書けなくなったとします。 その時に、Aさんという人が30秒でエラーを直しました。その後もエラーが出てしまったのですが、またもAさんは30秒で直してしまいました。
もしAさんにパソコンのエラーを直す知識がなかったらどうでしょうか。パソコン音痴なあなたのエラーという問題を解決できなかったはずです。
つまり、目の前に問題を抱えているお客様がいるにも関わらず、”知識がないため”なにもできないということです。
このように、なにもできない状態にならないためにも、お客様のお役に立てる情報やスキルを身につける必要があります。
最後に伝えたい2つのこと
巷では、「営業力が大事だ」とか「マーケティング力があれば一生困らない」と言われています。たしかにそのスキルがないと大きく稼げないのは事実です。
ただ、先ほどの「稼ぐために必要な構造」を押さえてスキルを磨く人と、押さえずに磨く人では、稼ぐ金額が雲泥の差になります。
- 稼ぐ=信頼
- 信頼=問題解決
- 問題解決=知識
この構造を見ると、「稼ぐ」ために「知識」を磨くのはズレていることに気付くはずです。問題解決をするために、知識を磨くのです。知識がない状態で問題解決しようと試みると、高い確率で失敗します。すると、信頼を得るどころか、信頼を落としてしまいます。
この構造をきちんと押さえて、ステップを踏むこと大切です。まずは知識を身につけて、問題解決する技術を磨く。その先にお客様との間に”信頼という芽”が少しずつ育っていきます。
私はこの構造を理解できたおかげで、今があります。
追伸
実は知識がなくても信頼を得るコツがあります。
「あなたのためなら、なんでもします」というオーラを出すという再現性のない技です。新人の時しか使えないテクニックになります。
なぜなら25歳以降の御用聞きは、「コイツなにも努力してこなかった人間なんだな」とバレてしまうからです。
また、努力していても”これをしなかったらオワリ”という習慣があります。そのポイントを5つにまとめました。ドキッとすること間違いないと思います。
心して読んでみてください。
ツイッター運用者の方へ
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