本記事では、フォロワーの増やし方ではなく、ファンの増やし方を解説していきます。
Twitter運用のコツをお話する前に、共有しておきたいことがあります。それは「フォロワーを増やすこと」と、「ファンを獲得すること」は違うということです。
フォロワーを増やすのであれば、相互フォロー(フォローが欲しいがために相手をフォローする)だけ増えます。あとは、お互いがフォローし合う企画に参加するだけでフォロワーはグングン増えます。
このような増やし方を望む方は、ここで読むのをストップしてください。
本記事は、ワインをぬるま湯で薄めたような薄いテクニックを紹介するつもりはありません。ファンを増やすTwitter運用のコツをご紹介しています。
私自身、このTwitter運用のコツを知ったおかげで、
- 相互フォローしない
- 企画にも参加しない
これらをせずに、Twitterを運用して累計7万人の方と繋がることができました。そのコツを本記事では、わかりやすく解説していきます。
Contents
Twitter運用のコツは「3つの投稿の型」にある
Twitterは140文字で文章を呟く”ミニブログ”です。
投稿した文章を通して、ファンを増やしていくSNSになります(ビジネス運用する場合)。そのため、相互フォローやフォロー企画に参加するという行動は、”文章を読まずにフォロワーを増やす行為”に該当します。
つまり、相手のことを深く知らずにフォローしてしまう関係性だということです。Twitterをビジネス目線で運用するのなら、このような薄っぺらい繋がりは必要ありません。
あなたが投稿する”文章”でファンを獲得していきましょう。あなたの投稿を見てもらい、あなたの価値観を伝えて、ファンを獲得するということです。
ただ、ファンを獲得するには、まずはあなたが投稿する文章を読んでもらわないといけません。凡人で無名のあなたの投稿を見てもらう確率は極めてゼロに近いです。そのため、”読み手の目を止める文章”を書く必要があります。
それでは、読み手の目をピタッ!と止める文章のコツを3つご紹介していきます。
Twitter運用のコツ1:箇条書き投稿
箇条書き投稿は、Twitter運用で最も大切なTweetの型です。なぜなら、箇条書きTweetは読み手からすると、パッと見てわかりやすい投稿に感じるからです。読んでもらう文章を書くには、まずは読みやすさ重視の投稿を作る必要があります。
私はこの投稿の型を知ってから、フォロワーさんの方々から「読みやすい」という声を頂戴することが増えました。
具体的な投稿例を載せておきます。
箇条書き「・」で書かれた投稿は読みやすいうえに、読み手の時間を奪わずにサクッと読んでもらえます。
ぜひこの投稿の型を使ってみてください。
Tweetの落とし穴
Twitter初心者の方は、「初めから140文字の文章をすべて読んでもらえる」と思って発信してしまいます。これはとても傲慢な考え方です。無名で凡人の投稿など誰も見たいと思いません。
残念ながら、読み手が”見たい”と思う投稿をしないと、文章を最後まで読んでくれません。
これはTwitter初心者の方が陥ってしまう落とし穴になります。まずは「投稿を見てもらうテクニック」を磨きましょう。※「あなたの投稿を見たい」と思ってもらうテクニックを1つの記事にまとめました。
Twitter運用のコツ2:一次情報を含んだ投稿
Twitterでファンを増やすコツは、一次情報を含んだ投稿をすることです。
ネットで拾った情報を投稿するのではなく、リアルな体験を絡めた投稿をすると、読み手の反応率は上がります。なぜなら、読み手はそこら辺に転がっている情報ではなく、”生きた情報”がほしいからです。※そこら辺に転がっている情報とは、「努力すれば成功できる!頑張ろう!」みたいな抽象的なポエム投稿を指します。
私自身、本業で体験した”生きた情報”をTweetしてみました。結果、大バズりしました。※この投稿だけで、1,000名以上の方にフォローしていただきました。
1投稿で1,000名以上フォロワーさんが増えた理由は、「この投稿者はどんな人なんだろう」と思っていただいからです。苦労して身につけたリアルな情報こそ、価値があります。
これからは、あなたが体験してきた”生きた情報”を発信してみましょう。
Twitter運用のコツ3:人間味を出す投稿
爆発的にTwitterが伸びたキッカケでもあるTweetがあります。それがこちらです。
これは、完全にプライベートな投稿です。ビジネス要素ゼロの投稿です。
個人がビジネスアカウントを運用すると、「有益な情報を発信しないと!」と感じてしまうケースがあります。
確かに有益な情報を発信するのは大切なことですが、「現実社会で生きている人が運用しているアカウントですよ」と訴求することが大切です。
結局…
「Twitterを運用しているのは、人」です。
読み手はロボットのような機械的な投稿を見たいわけではありません。このことを忘れずに人間味のある投稿をしていきましょう。
補足|人間味ある投稿の種類
人間味ある投稿を続けた結果、とある事実がわかりました。
- 妻、夫
- 子ども
- 恋人
これらに関係する投稿をすると、インプレッションやエンゲージメントが跳ね上がります。
「実話×家族愛」が人間味を出すコツとも言えます(コツと言うと聞こえが悪いですね。許してください汗)。
ぜひ、有益な情報ばかり投稿している方は、人間味あるTweetを参考にしてみてください。
Twitter運用で欠かせないプロフィールのコツ
Twitterの投稿以上に大切なのが、プロフィール文です。
私自身、いいねやRTの回数が伸びたにも関わらず、フォローされる確率が低かった時期があります。
その原因は、「プロフィールの作り込みが甘かった」からです。そもそも、Twitterでフォローされる仕組みを知りませんでした。
- Tweetを見る→アイコンをクリック→プロフィール文を確認する→フォローする
この流れをきちんと押さえないと、いくら反応のある投稿をしてもアカウントに影響力はつきません。なぜなら、フォローする手前の「プロフィール文が魅力的ではない」からです。
読み手にとって、興味関心がないプロフィールだとフォローしません。おそらくあなたも同じだと思います。
前章までのテクニックを使い、せっかく振り向いてもらえる投稿文が書けたとしても、フォローしてもらえなければ、”努力が水の泡”になってしまいます。
そうならないためにも、フォローに繋がるプロフィールの作り方をご紹介していきます。
プロフィールの作り方
Twitterでファンを増やす、「プロフィール文の作り方」をお伝えします。
ここを磨かなければ、未来永劫フォローされることはありません。だからこそ、集中して読んでいただきたい部分になります。
Twitterのプロフィールは、会社の名刺と同じ役割を果たします。ですので、下記の項目を意識してプロフィール文を作りましょう。
- あなたは誰なのか
- 何をしている人なのか
- 実績や根拠はあるのか
ただ、自己満足なプロフィールにならないように気をつけていただきたいです。
例えば、
「私はMVPを受賞しました」
「上場企業に努めています」
「元、◯クルートで〇〇受賞」
このように経歴だけ並べたとしても、読み手は「だからなに?」となってしまいます。もし経歴を書きたいのなら、順番が逆です。
まずは読み手側に対して、「あなたをフォローすると、どんなメリットがあるのか」を書く必要があります。そのメリットが冒頭に書かれていないと、プロフィール文の二行目を読んでもらえる確率がグンッと減ります。
そのため、プロフィールでは下記の順番が王道です。
- あなたのためになる専門分野〇〇について発信しています。(専門的な発信ができる根拠として)私は元◯クルートでMVPを受賞しています。だからこそ、〇〇の分野において、タメになる情報を発信することができます。
このプロフィールの流れですと、「誰が、何を発信していて、どんな実績があるのか」を簡潔に知ることができます。
間違っても、「私はMVPを取りました。こんな凄いことをしました。」と羅列してはいけません。※ファンを増やすプロフィール文の作り方をまとめた記事があります。プロフィール文の作り方に悩んでいる方は目を通してみてください。
1ヶ月で6,000名にフォローされたプロフィール文
プロフィール文には、「どんなメリットがあるのか」を書くことが大切です。ただ、それだけではフォローには繋がりません。
メリットを深堀することで、多くの方を魅了するプロフィール文に仕上がります。メリットを深堀した先に「ベネフィット」があります。
このベネフィット訴求ができると、濃いファン(フォロワー)が増えます。
「そもそも、メリットとベネフィットってなに?」という方もいると思いますので、140文字でまとめた投稿を貼っておきます。
ベネフィットとは、メリットの先にある幸せな未来のことです。
例えば、先ほどの「あなたのためになる専門分野〇〇を発信しています」という文章があったと思います。その専門分野の発信を知ると読み手に「どんな素敵な未来が訪れるのでしょうか?」。この部分がベネフィットです。
私であれば、セールスライティングを学ぶことで「稼げます」と訴求しています。稼げることを深堀すると、家族が重い病気になったときに、保険の効かない高額治療(300万円)を迷わずに選択できる環境を作ることができます。
このように、「稼げるから”なんなの?”」という部分を深堀することです。
これがメリットの先にあるベネフィットです。※ベネフィットを含んだプロフィール文でもフォロワーが増えない場合があります。もしかすると、”そもそもTwitterのマナーや礼儀”を知らない可能性があります。ご心配な方は、下記の記事でマナーを確認してみてください。
Twitterで「個人ブランディング」を確立したいあなたへ
ビジネスを目的にTwitterを始めた方は、個人ブランディングをしたいと思うはずです。私もその一人です。
個人ブランディングができると、ビジネスが行いやすくなります。なぜなら、「あなたから商品やサービスを買いたい」と言われるからです。
このように言われると、価格競争に巻き込まれることもないですし、「お願いします。買ってください」と頭を下げて頼む必要もありません。
ビジネス目的でTwitterを運用するのなら、今すぐTwitterで個人ブランディングを確立してみてください。そのコツを”とある公式”でまとめています。この公式を知っているか否かで、ブランディングの有無が決まると言っても過言ではありません。
この記事の冒頭部分を見た瞬間に驚くことでしょう。
最後に伝えたいこと
Twitterを運用するうえで、最も大切な軸があります。この軸がないと、今までお話してきたすべてが水の泡になります。
そうならないためにも、下記の質問に対して5秒以内に答えてください。
「あなたは何者ですか?」
この問いに答えられるでしょうか。これはビジネスをするうえで、最も大切な問いです。
即答できない場合は、Twitterのアカウント設計から見直す必要があります。いや、それ以前に「他の人より優れている才能」を見つける必要があります。
その才能に”何者なのか”が含まれています。このように言うと、「私は他の人より優れているところがない。欠点ばかりで情報発信するレベルじゃない」と思ってしまうかもしれません。
そんなことありません。
もう一度言います。そんなことありません。
欠点にこそ、あなたの長所が隠れています。それを下記の記事で知ってほしいのです。
その長所さえ見つけることができれば、Twitter運用の軸ができて、ビジネスがグンッとやりやすくなります。
先ほどの質問に即答できなかった方は、ぜひ目を通してみてください。
追伸
少し宣伝させてください。
本気でTwitter運用を考えている方は、この記事とセットで書き方が9割「一瞬で虜にする無敵の文章術」もご覧いただくと効果的です。今なら、ご購入後に「1ヶ月で6,000名の方からフォローいただけたTwitterライティング術」をPDFにてプレゼントしています。