この記事は、下記の3人のために書きました。
- ブログを書いても成果が上らない人
- SNSで読み手の反応を得られない人
- 自ら文章を書いて商品を売りたい人
刺さる文章が書けるようになると、あなたの人生は変わります。私自身、文章を書いて人生が180度変わった人間の1人です。
Twitterでは計7万人の方からフォローいただけるようになりましたし、ブログはわずか9ヶ月で6万人の方に見られるまでに成長しました。その実績のおかげで、大手出版社より商業出版の依頼が発生したり、自身が販売する有料note(コンテンツ)が5日間で1,000部突破したりと、文章を磨いた恩恵は凄まじいです。
ただ、このように書くと、「私は文才がないので、刺さる文章なんて書けません」と思う方がいます。断言しますが、刺さる文章は”コツさえ分かれば”誰でも書けるようになります。
本記事では、刺さる文章を書くうえで、”絶対に外せない7つのコツ”をお伝えします。ぜひ何度も読み直し、復習していただければと思います。
Contents
1秒で刺さる文章の書き方|あなたの文章が劇的に生まれ変わります
刺さる文章は、勉強さえすれば誰でも書くことができます。なぜなら、刺さる文章はクリエイティブな発想を必要としないからです。
小説のようにクリエイティブな発想が必要な文章ですと、再現性は限りなく0に近いです。ただ、刺さる文章に関しては「刺さる文章の考え方」というものが100年以上前から研究されています(参考,Wikipedia,コピーライタの歴史)。その研究の結果、人々の琴線に触れる文章は再現性が高いものとして認知されるようになりました。
これからご紹介する文章のコツは、私が知る中で”最も効果が高く、誰でも使えるテクニック”を5つ抜粋しています。今まで知らなかった書き方があれば、ぜひ覚えて帰っていただきたいです。
①刺さる文章の書き方【常識否定】
刺さる文章を書くうえで大切なのが、読み手の目を留めることです。そのコツとして、常識否定というテクニックがあります。※もし読み手の目を留める文章の書き方を”本格的に知りたい”と思う方は、コチラの記事「5分で分かる!3つのNOTを超える「売れる文章」の書き方」を参考にしてみてください。
例えば、「苦味が苦手な人だからこそ、オススメしたいブラックコーヒー」や「ダイエット中だからこそ、食べるラーメン」のように、”一般的に思われていることの逆”のことを書くと読み手の目を留めることができます。
- 一般的に「コーヒーは苦い」
→だからこそ、オススメしたい - ダイエット中に「ラーメンは厳禁」
→だからこそ、食べていただきたい
このように、一般的に認識されている常識を逆手に取ることで、読み手の興味関心を惹き付けることができます。ちなみに掃除機で有名なダイソンのキャッチコピーも常識否定を使っています。
一般的に掃除機はゴミを吸うほどに吸引力が落ちてしまいます。その常識を否定し、「吸引力の変わらない、ただ1つの掃除機」と謳うことで、10万円以上の掃除機を売ることに成功しています。
②刺さる文章の書き方【一部を伏せる】
情報の一部を伏せることで、読み手の目を留めることができます。
例えば、「〇〇を入れるだけでコーヒーは美味しくなる」と書くと、読み手は「何を入れたらコーヒーが美味しくなるのかな?」と答えを知りたくなります。その結果、次の文章、次の文章と読み進めてしまいます。
補足説明をすると、情報の一部を伏せるときは「〇〇」の中身に対して詳しく言及することです。先ほどの「〇〇を入れるだけでコーヒーは美味しくなる」ですと、「湊かなえのリバースという小説で紹介されていたのですが、コーヒーに〇〇を入れるだけで美味しくなると書いていました。実際にコーヒーに〇〇を入れてみると、なんと…」のように、有名な小説家の権威性を使うことで、〇〇に対しての興味関心を引き上げることができます。※例題に使った「〇〇」の正体は、”はちみつ”です。コーヒーに、はちみつを入れると、砂糖より甘さとコクが感じられるので美味しい。
③刺さる文章の書き方【短所を武器にする】
短所は武器になります。一般的に短所を隠す人が多いですが、隠すのは本当に勿体ないです。
短所は隠さずに、メリットに変えることで”同じ短所を抱える人”に対して、信頼を得ることができます。例えば、下記の投稿は「才能がない」という短所をメリットに変えた内容になります。
この投稿では、「才能がない」という短所を”弱さを知る人こそ、強い”というメリットに書き換えています。これはソクラテスの「無知の知(知恵に関して、自分にはほとんど価値がないことを自覚した者が人間たちの中で最も知恵ある者である)」という内容を参考にして書いています。
追記
「無知の知」でも語られているように、歴史に残る哲学の内容にも、”短所を長所”に変えるテクニックが使われています。つまり短所を長所に切り替える考え方は、人々の心に長く残るテクニックだということです。
④刺さる文章の書き方【数字を具体化する】
数字を具体化することで、読み手に刺さる文章を書くことができます。
よく折込チラシなどに書かれている文言の中で、「安いです」という言葉を目にします。このように抽象的な言葉を使うと、「どれくらい安いのか」がひと目でわからないため、読み飛ばされてしまいます。出来得る限り、抽象的な言葉を使わずに、数字を盛り込むように意識してみてください。
例えば、「この化粧水は1,000円です。〇〇配合の化粧水の中では一番安い」というように、具体的な数字を書くことで読み手の興味を惹くことができます。
もう1例だけ数字を使った具体例をご紹介します。
この投稿もそうですが、数字を入れるだけで、文章が魔法にかかったように生まれ変わります。「まっすぐ前を見て」より、「20メートル先を見て」と書くだけなので、誰でも今すぐ取り入れられるテクニックです。
⑤刺さる文章の書き方【決めゼリフを使う】
刺さる文章を書くコツは、必ず文中に「決めゼリフ」を入れるようにすることです。
端的に”何を伝えたいのか”を1文で表現する癖を習慣づけてください。参考までに下記の投稿をご紹介します。こちらの決めゼリフは、「トップセールスマンはサイコパスだ」になります。
決めゼリフは、読み手ファーストの文章を書くことにも繋がります。読み手ファーストの文章とは、読んだ人に「で、何がいいたいの?」と言わせない文章のことです。日常生活や仕事において文章を書く機会が増えた今、「伝えたいことをうまく文章にできない」という悩みが多いです。決めゼリフを使うことで、うまく文章にできないという悩みから開放されます。
漫画でも決めゼリフは使われています。
- 真実はいつもひとつ
(名探偵コナン) - お前はもう死んでいる
(北斗の拳) - あきらめたらそこで試合終了
(スラムダンク) - 生殺与奪の権を他人に握らせるな
(鬼滅の刃) - 海賊王におれはなる
(ワンピース)
このように、言いたいことを端的に書くと、読み手の頭の中に残ります。もし決めゼリフが思いつかない場合は、Googleでググってみましょう。
⑥刺さる文章の書き方【数字と例え話の掛け算】
「なるほどぉ」と読み手に刺さる文章を書くコツは、「数字と例え話の掛け算」です。
なぜなら、文中に数字を用いることで「抽象度が高い文章から具体的な文章」に生まれ変わりますし、例え話を引用することで、「読み手に親近感」を抱かせることができるからです。
早速ですが、下記の投稿で数字と例え話の掛け算を見てみましょう。
この投稿を発信したところ、「スッとスマホを持ち上げました!」というコメントを頂けました。まさに、この文章がその人の心に刺さり、行動させたということになります。私自身、この投稿を見返すたびにスッとスマホを持ち上げてしまいます。
⑦刺さる文章の書き方【意味を深堀する】
伝えたい内容を深堀することで、読み手の心に文章が刺さります。
伝わらない文章は、読んでいて「だからなんなの?」という文章が多いです。そういう文章ではなく、「あぁ、なるほどね!そういうことに使えるのね」と思ってもらえる文章を書く必要があります。例えば下記の投稿を見てみてください。
読んでいただいた通り、「ここのフレンチは個室完備です」で文章が終わってしまうと、読み手は「だからなんなん?」となります。ですが、「ここのフレンチは個室完備なので、デートやお祝い事に最適です」と伝えると、「デートやお祝いするときは、ここのフレンチ使ってみよう」となります。
つまり、紹介したものが「いったいどんな意味を持っているのか」をきちんと説明することが大切だということです。
最後に|もっと詳しく知りたい方はコチラ
「刺さる文章の書き方7選」は、いかがでしたでしょうか。
刺さる文章には「書き方」があることがわかったと思います。書き方の法則さえ分かれば、誰でも刺さる文章は書けます。「私には文才なんてない…」など思わず、自信を持って文章を書いていきましょう。
追伸
ブログなどに使える「刺さるキャッチコピーの書き方」は、こちらの記事【保存版】今すぐビジネスに使える「売れるキャッチコピーの作り方」にて詳しく解説しています。
私はこのキャッチコピーの書き方を実践したおかげで、月間6.3万回も見られるブログを作ることができました。ぜひ参考にしてみてください。
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本記事では、刺さる文章のコツを5つご紹介させていただきました。「もっと刺さる文章の書き方を知りたい」という方は、こちらの有料note「書き方が9割『一瞬で虜にする無敵の文章術』」をご覧ください。29個の刺さる文章のコツをギュッと凝縮してまとめています。
こちらのnoteは、文章を書いて商品を売ったり、文章を書いてブランディングしたい方にオススメです。ぜひ、冒頭部分を読むだけでも、文章の勉強になるはずです。また、冒頭部分を読み込むことで、5日間で1,000部売れた「セールスの仕掛け」を体験することもできます。